「ライプニッツのねこ」のように生きると題した動画で、脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルを更新しました。茂木氏は、日本の教育や就職制度など、現代社会が抱える課題について語りつつ、その変革の難しさを指摘。「世の中を良くするってものすごく大変」と述べました。そして、そんな中でも「猫のように、自分にとって居心地のいい場所を探す」ことの大切さを力説しました。

動画内で茂木氏は、教育や就職の問題について「今の日本の教育が完全なものではないことは事実」とし、その改革の必要性を訴えるも、「そのように変えたほうがいいと思っても、今ここにいる人生には間に合わない」と現実を直視しました。そこでヒントとなるのが、養老孟司氏の著書、新潮新書『人生の壁』で語られる、養老氏の飼い猫「まる」の生き方。「猫のように生きるってね、すごく大事なことだと思う」と重ねて述べ、自分の居場所を見つける重要性を強調しました。

また、茂木氏は哲学者ライプニッツの「この世界は、全ての可能な世界の中で、最も良い世界である」という哲学的楽観論を紹介。「この世界が最も良いと思えるならば、そこに自分の心地よい場所を探す」とし、その考え方が日々の生活における大きな指針となると説きました。

最後に、茂木氏は「ライプニッツの猫のように生きる」ことが、現実を変えることと同様に大事な生き方であるとまとめ、視聴者にメッセージを送りました。「皆さん、ライプニッツの猫のように生きましょう」と。猫のイラストを描く自身のサインに込められたその思いを視聴者へ披露し、動画を締めくくりました。

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