「開始15分はオフェンシブに行けて良かった」と語るスキッベ監督。写真:梅月智史

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 [J1第3節] 横浜1−1広島/3月3日/ニッパツ三ツ沢球技場

 サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督は、開幕から3戦未勝利も、手応えを口にした。

 開幕2戦を終え、1分1敗で迎えた3節の横浜F・マリノス戦。昨季のリーグ王者を相手に、開始早々に右のウイングバックに抜擢した満田誠のクロスを東俊希が押し込んで、幸先よく先制に成功する。しかし19分、その満田の背後のスペースを使われて、クロスから失点。その後はスコアボードは動かず、1−1の引き分けに終わった。

 試合後、スキッベ監督は「全体的なパフォーマンスについては非常に満足している」と試合を振り返った。
 
「特に開始15分までは前からアグレッシブに、オフェンシブに行けたのは良かった。その後、ボールを失わないように後ろに下がる場面が増えてきて、それゆえに相手に押し込まれる形になってしまった。

 後半はまた、前に出られるようになって、ワイドを使った良い攻撃ができたと思っている。ただ、マリノスは前線に速い選手が何人かいるので、自分たちが攻めている状態でもカウンターのリスクは常にあった」

 右のウイングバックで先発した満田については、「彼はフレキシブルにポジションをこなせる選手。最近は前線で起用する機会が多いが、その時はもう一人のオフェンシブの選手と川村拓夢を含めて、前にパワーを出してほしいと考えていた。

 今日は右のウイングバックでスタートしたが、昨季デビューした時には左のウイングでプレーしていた。外でも十分に仕事を果たせると思っている」と起用の意図を明かした。

「負けなかったことには満足している」と語る指揮官。王者相手に価値ある勝点1を奪った広島は、ここから波に乗れるか。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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