今井メロオフィシャルブログより

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 元スノーボード日本代表の今井メロ(33)の「告白」が、ネット上で議論を呼んでいる。突然ブログで、小学生の長女を自分では育て続けられないから児童養護施設に入所させると公表したのだ。いったい母子の間で何が起きていたのか。兄の成田童夢(35)が「なぜ事前に相談してくれなかったんだ」と胸中を語った。

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【写真】成田童夢「ブログを読んで驚愕しました」

 2006年トリノ五輪のスノーボードハーフパイプ日本代表として注目を浴びるも、その後は雪山を転げるかのような人生を歩んできた今井メロ。キャバクラ、離婚、生活保護受給、整形手術、薬物疑惑、ビデオ出演……。ありとあらゆる騒ぎを起こした後、2年ほど前、忽然と芸能界から姿を消した。

今井メロオフィシャルブログより

 だが今年11月、彼女は再始動する。アメーバブログを開設し、シングルマザーの子育て日記を書き始めたのだ。そして半月と経たないうちに、今回の「告白」に踏み切った。まずは12月1日にアップされたブログ記事から紹介しよう。

〈私は20代前半から母として 今日まで生きてきたけど なんだかんだで 現在は3児の母親〉

〈私の子供は 長男、長女、おちびーぬ その中でも非常にぶつかってきた母と娘(長女)〉

 これまで、今井が2度の離婚経験を持つ2児のシングルマザーであることは知られていた。だが、3度目の結婚・離婚、さらに3番目の子供ができたことは、ブログを開始する際に、初めて明かされた内容である。

今井メロオフィシャルブログより

ネット上は賛否両論。ひろゆきは「行政に頼るのは正しい判断」

 話は長女を育てる悩みに入っていく。

〈幼い頃はイタズラ事で済んでいた件も今や 結構、大事になったりして 叱らざる負えない(ママ)事態が続いたりしてきました〉

〈その中で長女も知恵がついてきて 頻繁に嘘をつくようになった 挙句の果てには家出からの警察に保護〉

〈様々な悪事を働くようになり学校でも 問題を起こすように 私なりに話を優しく聞いたり 色々なやり方で接してみました だけど直ることはなく悪化する一方でした 毎回、私なりに●●●(長女のあだ名)に想いを伝えました だけど…ごめんなさい もう…分からなくなったんだ〉
 
 長女が手に負えなくなった心境を赤裸々に綴った上で、

〈彼女はもうすぐ施設に入所します〉

 と明かし、こう訴えたのだった。

〈親だからとか 一緒に暮らすのが円満とか 笑顔あふれる家庭とか それは理想論ですよね 決して当たり前ではないんです そういう事に悩んでる親だっているんです!〉

 3番目の子は夫が引き取り、いま今井は長男と2人で暮らしているという。

 このブログがネットニュースに上がるなり、ネット上では賛否両論が沸き起こった。2ちゃんねる創設者の西村博之氏は「自分の手に余るんだったら行政に頼るのは正しい判断」と擁護。一方、「子供の問題行動や施設入所などをブログで晒すことこそが母親の問題行動」といった批判も溢れた。

なぜ事前に相談してくれなかったのか……兄はショックを受けた

 いったい母子の間で何があったのか。今井とともに元スノーボード日本代表として活躍後、タレント兼実業家に転身した兄の成田童夢に話を聞いた。

「ブログを読んで驚愕しました。妹からまったく相談がなかったことにもショックを受けています」

 成田は、これまでも今井に一番近い身内として、彼女が問題を起こすたびに親身に相談に乗ってきたという。

「私たちは違う姓を名乗っていますが実の兄妹です。両親は若い頃に離婚し、私たちは父親に育てられたのですがメロは五輪後に父と衝突し、家を出ていきました。そして母の姓である『今井』に姓を変えたのです。ただその後、妹は母親とも上手くいかなくなり、父との関係修復もできずじまいで、彼女には今、私くらいしか気軽に連絡が取れる身内がいないのです」

 17年に今井がセクシー女優に転身した際も、

「びっくりしましたが、最終的には受け入れました。今回もそうですが、彼女はいつも事後報告なんです。写真集くらいまでは黙って見ていましたが、さすがに2児の母親なのに、ビデオ出演はないだろうと叱りました。とはいえ、やってしまったことはしょうがない」

 そして、シングルマザーを続ける今井を心配し、3番目の夫となった男性を紹介したという。

「知人の会社経営者で、メロよりも5つ年上の男性です。これまで結婚生活が続かなかった2人は、いずれも若い男性だったので、彼のような年齢が上で仕事もしっかりしている人ならば、上手く行くかもと思って……」

長女は成田家で引き取る案も検討していた

 1年くらい前に今井が妊娠し、できちゃった婚。

「兄としては落ち着いてくれて本当に嬉しかった。ただ、今度は長女の問題がいろいろと出てきてしまった。もともと長女は未熟児として生まれ、幼い頃は施設に預けたりしていたのですが、数年前から妹自身で面倒を見るようになっていました。しかし、小学校にあがり、家出をしたり警察や児童相談所のお世話になることが増えてしまいました」

 成田自身は15年に一般女性と結婚し、昨年長男が生まれたばかりだが、彼の妻も今井の長女については心を痛めていたという。

「ここ4、5年は、お互いの家を行き来することもあり、妹に用事がある時はうちの妻が子供たちの面倒を見るようになっていました。長女が児童相談所に行って帰りたがらないという話も聞き、妻と相談してうちで引き取ろうという話までしていたのです。長女からすれば、急に自分の知らない男性が父親として家に入ってきて、その人との間で赤ちゃんまでできて、心細かったのでしょう。長女が愛情に飢えているのはわかっていました」

 成田は長女のために引っ越しまでしたというのだ。

「妹の家庭が落ち着くまで長女にとって安心できる環境を整えたいと思ったからです。新居には長女用の部屋を用意しました。一時的な避難場所としても良いし、長女が望むならば家族の一員として迎えようとも思っていました。ただ、メロが反対したため実現しませんでした」

承認欲求が強すぎる

 そんな矢先に、突然、今井から、また離婚したという報告が入った。

「つい先日のことです。たった1年で、また3度目の離婚ですから、言葉が出なかった。さらにそれから1カ月も経たないうちに、今回の施設に入れるという公表だったのです。離婚のことはともかく、長女の件はなんで私たちに相談してくれなかったのかという思いでいっぱいです。私たちの元で育てながらならば、母子関係が修復できるようフォローできたと思う。しかも、こんなことを公表して、将来、彼女がネットを見て傷つかないかと思うと辛いです」

 彼女がブログを再開したことにも憂慮し、

「ビデオに出た後は、もうこれまでやってきたことは消せないから、表舞台に出るのはやめなさいと言ってきました。表に出れば、批判されて過去をほじくり返されます。それで傷つくのは子供です。けれど、最近始めたブログを見ていると、芸能人としてやっていく構えですよね。承認欲求が強すぎるんでしょうか。もう兄としては何もできないというのが本音です」

今井本人に取材すると……

 兄の思いを妹はどう受け止めるのか。今井を電話で直撃すると、

「ブログは思い悩んだ上で書いて公表しました。いま口頭で私が申し上げた内容がネット上で違ったふうに捉えられても困るので、マネージメントをしてくれている会社を通していただけないでしょうか」

 その後、マネージメント会社に改めて質問を送ると、本人からの回答が来た。

・ブログで公表した件について

〈ブログで発信したのは、私と同じような方達や、子育ての悩みを一人で抱えている方達に「正しい」「正しくない」の価値観だけで親子関係を決めずに、人の数だけ様々な親子の形もある、長い長い人生を親子として喜怒哀楽と共に生きていくということこそが大切なのではないかということを伝えたいからです。娘のことは心から愛しています〉

・兄が引き取ると言っていたのに、相談せずに施設に預けたことについて

〈兄には娘を一時的に預かってもらうと相談はしておりましたが、兄に子供が生まれたこともありますし、私にも子供がいて、子育ての大変さはとてもよく解っています。兄妹とはいえ、家庭がある兄に負担をかけるわけにはいかないと思い決断しました。家庭があるのに、気にかけ話を聞いてくれた兄、兄の奥さんには心から感謝しています。また、娘を預かっていただける施設に関しても私自身15歳〜17歳まで入所していたこともあり、皆さんがご想像されているような場所ではなく、とてもあたたかく接していただけ、守られ、安心出来る場所でした。穏やかになれる場所でした〉

・今後の仕事について

〈セクシービデオのお仕事は一切致しません。今後は、ブログを通じては勿論、様々なメディアで、私と同じような思いをしている方達や、子育ての悩みで苦しんでいる方達と手を取り合い、皆で寄り添い、共に前を向き、少しずつでも共に成長し進んで行けたらと思っております〉

週刊新潮WEB取材班

2020年12月3日 掲載