私大が就活前倒しに「反対」、学業への影響を懸念
経団連加盟企業は現在、就職・採用活動は3月1日に広報を、6月1日に選考をそれぞれ開始としている。大学側は学部3年生まで学業優先の日程維持がふさわしいとしており、この日程の継続希望を明示した。
キーワード/正課のインターンシップ
Q インターンシップ(就業体験)はいろいろあるが。
A 国内外、長短期、単位有無で分けると8タイプになる。単位が出るのは大学の学部における正課科目で、企業派遣に加え事前調査や事後報告リポート提出など、教育効果を引き出す設計となっている。海外派遣も正課で行われる。
Q 期間は。
A 土日を除く平日5日間から2週間、これに事前・事後学習というのが望ましい定番とされる。春・夏休みを使う1カ月などもある。正課だと経営学部はマーケティング企画、理工系はメーカー派遣などが中心だ。キャリアセンターが全学部生向けに実施するものは単位が出ないが、キャリア教育に対する担当者の意識は高い。
Q “ワンデーインターンシップ”などの問題は。
A 窓口が就職支援サイトだと教育より就職・採用が目的になりがちで、1日など手間のかからないものになる。さらに学生は「参加しないと採用に不利」といったうわさから、細切れにいくつも参加し学業がおろそかになったり、夏休みの短期留学を諦めたりするケースが出ている。
