太陽電池用シリコン薄膜、10倍速で作製
研究グループは線状に加熱しながら走査して表面のみを構造変化させる、独自の「ゾーンヒーティング再結晶化法」(ZHR法)を使い表面の粗さを抑えた下地基板表面で、シリコンを成長させた。条件を変えながら基板の表面粗さを制御したところ、結晶欠陥密度を従来の10分の1程度に低減できた。
下地のシリコン基板は再利用でき、薄膜成長用の蒸発源にも使える。一般的な化学蒸着法の製膜速度は、毎時数マイクロメートル、原料収率は10%程度だった。今後、新手法による薄膜を使い、実際に太陽電池を製作する。
