「仮面ライダー自転車」「ドレミまりちゃん」に秘められた昭和の親心
芝浦自転車研究所の自転車博士・疋田智氏が「『少年仮面ライダー隊』自転車に『ドレミまりちゃん』『パティ&ジミー』自転車もあるぞ。ゴテゴテ満艦飾の昭和のジュニアスポーツ自転車の弟分妹分が今回のテーマです。」と題した動画を公開した。動画では、昭和の高度経済成長期末期に大ブームを巻き起こした「仮面ライダー自転車」や女の子向けのキャラクター自転車をテーマに、当時の時代背景や男女別の進化の違いを解説している。
動画の前半では、子ども用自転車が普及する前の時代背景について触れている。昭和30年代まで、一般家庭で子どもに自転車を買い与えることは難しく、子どもたちは大人用の自転車のフレームに足を入れてこぐ「三角乗り」で運転していたという。また、昭和33年までは自転車に「鑑札」が義務付けられており、税金がかかる「財産」だったと疋田氏は説明する。
その後、高度経済成長を経て日本が豊かになると、戦後を知る親世代が「お金の不自由」をさせたくないという思いから、子どもに自転車を買い与えるようになった。そこに登場したのが、大人気番組と連動した「仮面ライダー自転車」だ。「少年ライダー隊」がドラマ内で乗っていたブリヂストン自転車がそのまま市販され、土曜夜のゴールデンタイムにCMを打つ戦略で見事に大ヒットした。その人気は自転車にとどまらず、コイズミの学習机「ライダーデスク」などにも波及した。
さらに、女の子向けには天地真理を起用した「ドレミまりちゃん」や、サンリオの「パティ&ジミー」などのキャラクター自転車が大流行した。疋田氏は、男の子向けの自転車がフラッシャーや変速機などおもちゃの延長として進化したのに対し、女の子向けは実用的なママチャリの縮小版だった点を指摘。「ちゃんと実用を向いている」と、男女での自転車に対するこだわりの違いを考察している。
動画の最後では、日本製のBMXが映画『E.T.』に採用されたエピソードを紹介し、これが子ども用日本製自転車の「最終地点」だったと語る。昭和の子ども用自転車ブームは、単なる流行にとどまらず、日本の高度経済成長と社会の豊かさへの歩みを映し出す貴重な歴史の1ページであったと結論付けている。
動画の前半では、子ども用自転車が普及する前の時代背景について触れている。昭和30年代まで、一般家庭で子どもに自転車を買い与えることは難しく、子どもたちは大人用の自転車のフレームに足を入れてこぐ「三角乗り」で運転していたという。また、昭和33年までは自転車に「鑑札」が義務付けられており、税金がかかる「財産」だったと疋田氏は説明する。
その後、高度経済成長を経て日本が豊かになると、戦後を知る親世代が「お金の不自由」をさせたくないという思いから、子どもに自転車を買い与えるようになった。そこに登場したのが、大人気番組と連動した「仮面ライダー自転車」だ。「少年ライダー隊」がドラマ内で乗っていたブリヂストン自転車がそのまま市販され、土曜夜のゴールデンタイムにCMを打つ戦略で見事に大ヒットした。その人気は自転車にとどまらず、コイズミの学習机「ライダーデスク」などにも波及した。
さらに、女の子向けには天地真理を起用した「ドレミまりちゃん」や、サンリオの「パティ&ジミー」などのキャラクター自転車が大流行した。疋田氏は、男の子向けの自転車がフラッシャーや変速機などおもちゃの延長として進化したのに対し、女の子向けは実用的なママチャリの縮小版だった点を指摘。「ちゃんと実用を向いている」と、男女での自転車に対するこだわりの違いを考察している。
動画の最後では、日本製のBMXが映画『E.T.』に採用されたエピソードを紹介し、これが子ども用日本製自転車の「最終地点」だったと語る。昭和の子ども用自転車ブームは、単なる流行にとどまらず、日本の高度経済成長と社会の豊かさへの歩みを映し出す貴重な歴史の1ページであったと結論付けている。
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自転車ハカセ・自転車ツーキニストの疋田智です。デビュー作『自転車通勤で行こう』(WAVE出版・1999年)からはや四半世紀、ずーっと自転車のことばかりを考え続けて生きてきました。自転車関連の著書は約30冊、自ら発行するメールマガジンは1000号を超え「CYCLE SPORTS」誌をはじめ雑誌連載も色々と複数継続中です。
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