東京の高級住宅街といえば、田園調布や成城でしょう。しかし、長らく揺るがなかったその常識は、大きく変わりつつあります。昭和から平成初期にかけて、西側エリアが富裕層の象徴だった時代は終わりを告げ、東京の不動産価値の地図は「西から東へ」と塗り替えられているようで……。本稿では、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より、東京の不動産価値がどのように変化してきたか、詳しく解説します。西から東へ…変