文部科学省の前局長の受託収賄事件で舞台となった「私立大学研究ブランディング事業」は、従来の支援事業と異なるユニークなものだ。しかし“研究を通じた大学改革”という狙いは採択大学によく浸透していない。文科省はより大学とのコミュニケーションを進めるべきだ。「この事業で文科省は一体、何を求めているのでしょうね」。事件前、2016年度採択を受けたある研究型大学の幹部はこう疑問を口にしていた。研究事業への