マット・デイモンやマリオン・コティヤールら豪華キャストの絶妙な配し方にも注目したい/[c]2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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突然だが、あなたは今日一日の間に自分の手がどんなものに触れたか覚えているだろうか? 人は無意識のうちに無数の物や他人に触れ、そしてその手で自分自身の目や口にも触れている。もしも、簡単な接触だけで感染してしまうほど強力な感染力を持ったウィルスが存在したら、この世界はあっという間に大パニックに陥ってしまうだろう。そんな恐ろしい状況を、オスカー常連スターの共演でリアルに描き出しているのが、公開中の映画『コンテイジョン』だ。

【写真】映し出される世界の惨状を見ているだけで、息苦しくなってしまうはず

シカゴ、香港、ロンドン、東京、パリなど、世界各地で死者を出す超強力ウィルスの出現に翻弄される人々を描いた本作は、一見あり得ない事態を描いているようでいて、実はいつ現実になってもおかしくないようなリアリティを持っている。特に、ウィルスに関する虚実ないまぜの情報が一人歩きし、ウィルス自体よりもむしろデマや憶測が 世界中を大パニックに陥れていく様は、大規模な災害が起こった際に私たちが必ずと言っていいほど経験する事態であり、この作品から一つの教訓が得られるほどだ。

『トラフィック』(00)や『オーシャンズ11』(01)で知られるスティーヴン・ソダーバーグ監督の演出力は今作でも冴え渡っている。派手な視覚効果などは一切用いず、それでいてここまでリアルな恐怖をあおる作品を撮ってしまうのだから 流石としか言いようがない。また、ショッキングな映像も交えながら次々とカットがつながっていくテンポの良さは、まるでウィルスが世界中に蔓延するスピードを表現しているようで圧倒的だ。

とにかくリアルで、上映中の咳やクシャミすら怖くなってしまうと話題になっている『コンテイジョン』。本作を見終わった後は、あなたも手を洗わずにはいられなくなってしまうかも!?【トライワークス】

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