中古産業機械のオークション会社「リッチーブラザーズ」、日本の初競りで300台の売買成立
同社は、1958年にカナダで創設された世界最大の産業機械オークション会社。現在では、世界41カ所のオークション会場を所有し、会場に来られない世界中のバイヤーに向けて、オンライン取り引きも実施している。2009年の総売上高は、35億米ドル。入札登録者数は33万6000人で、年内取引品数は28万3000品目に及んでいる。
取り引きの特徴は、誰でも参加できる「無条件方式」であることと、最低落札価格が設定されていないため「出品のすべてが最高額落札者に販売される」ことだ。オーストラリアのPatterson Equipment社でディレクターを務めるPatrick Patterson氏は、20年以上に渡ってオークションに参加している。「最高額落札者の手に渡ることが保証されている。無駄足を踏むことないと分かっているので、安心して日本までやってくることができる。そう言う意味で、信頼できる会社だと思う」とコメントを寄せた。
リッチーブラザーズの社長、Rob Mackay氏は、「世界中に事業を広げるにつれ、日本からの出品に多くの顧客の目が向けられるようになりました。このようなお客さまから“ぜひ日本で無条件公開オークションを”という多くの期待を受け、ついにこの成田会場からお応えすることができました」と挨拶。グランドオープンの式典で、成田市の小泉一成市長と共にテープカットを行った。
日本進出にあたり同社は、顧客から日本製の中古産業機械は「特に高品質」という声を聞いており、開発が進むアジア地域への輸出機会が増えることに期待を寄せている。日本の国内市場(中古建機の発生台数:11万780台、新車販売台数:4万8620台)の数字から、新車の2倍以上の中古建機が市場にあると発表している。
オークション会場は、2つの大型シアタースクリーンと600席の座席を備え、年3〜4回の開催を計画している。入札には、返金可能な保証金と事前の登録(無料)が必要で、日本円で入札が行える。また、オークションの前日はスペースを開放しており、視察やテスト運転等も可能となっている。次回開催は、5月27日の予定。
■関連リンク
・リッチーブラザーズ - 日本語公式サイト
・リッチーブラザーズ - オークションについて
