バイクのクイズ 第62回 バイクのステップに謎の突起物! 何のパーツ?
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スポーツタイプのバイクにはステップ先端の下側に突起物が付いています。さて、これは何のためのパーツでしょうか?

バイクのステップにある突起物、何のため?
ヒント
バイクは車体を傾けて走らせる乗り物です。どんどん傾けていくと……?
――正解は次のページで!
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○問題をおさらい!

バイクのステップにある突起物は何のパーツ? という問題でした
正解はこちら!
○【答え】「バンクセンサー」
正解は「バンクセンサー」でした。
バイクはコーナリングする際に車体を傾けますが、あまり倒しすぎれば転倒してしまいます。そのため、真っ先に接地するステップの下に“これ以上倒すと危険”であることをライダーに教える「バンクセンサー」という突起が付いています。
コーナリングで車体を深く倒していくと、バンクセンサーが接地して『ガリガリ』という音を発生させます。路面に引っかかって車体が浮き上がらないように、ステップの根本は可倒式になっています。ただし、注意してほしいのは“バンクセンサーが接地するまでなら倒しても転ばない”というものではありません。
雨で濡れていたり、マンホールや砂などの滑りやすい路面のほか、コンディションの悪いタイヤやライダーの誤った操作によっては、浅いバンク角でもグリップを失ってしまうことがあります。その反対に、バンクセンサーが接地しても平然と走らせられる上級者もいます。あくまでも目安だと考えてください。
このバンクセンサーの長さや形状は車種によって異なります。スーパースポーツはステップ位置が高いので長いものを装着していますが、サーキット走行時は頻繁に路面に擦ってしまい、縁石に引っかかるなどの危険性もあるため、取り外したり、ステップごと社外品に交換するケースがほとんどです。
反対に、アメリカンやクルーザーなどステップ位置が低いモデルには、センサー自体が付いていないものもあります。ダート走行を想定したオフロードモデルも、深いワダチや岩などに引っかかったり、転倒時に身体を傷つける恐れがあるため付いていません。


左:ツーリングモデル 右:アメリカンタイプ
この「バンクセンサー」や「可倒式ステップ」は、メーカーがユーザーの安全のために付けたものなので、スーパーカブのような実用車や一部のモデルは装備していません。保安基準の対象外でもあるため、センサーを外したり、ステップごと固定式に交換しても、鋭利な形状(曲率半径2.5mm未満)でなければ違反切符を切られることはなく、車検もパスできます。
バンクセンサーやステップは大きなGをかけてサスペンションを縮ませ、車体をかなり傾けなければ擦ることはありません。そのため、足を付いた際に靴紐や裾が引っかかるのを嫌って外す人もいますが、中級者でも完璧に車体のバンク角を把握して走らせることは難しいため、むやみに外すのは控えた方がよいでしょう。ただ、スーパースポーツ系のセンサーはいささか長すぎるのでは? と筆者は思うのですが……。
それでは、次回をお楽しみに!

津原リョウ 二輪・四輪、IT、家電などの商品企画や広告・デザイン全般に従事するクリエイター。エンジンOHからON/OFFサーキット走行、長距離キャンプツーリングまでバイク遊びは一通り経験し、1950年代のBMWから最新スポーツまで数多く試乗。印象的だったバイクは「MVアグスタ F4」と「Kawasaki KX500」。 この著者の記事一覧はこちら
スポーツタイプのバイクにはステップ先端の下側に突起物が付いています。さて、これは何のためのパーツでしょうか?

ヒント
バイクは車体を傾けて走らせる乗り物です。どんどん傾けていくと……?
――正解は次のページで!
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○問題をおさらい!

正解はこちら!
○【答え】「バンクセンサー」
バイクはコーナリングする際に車体を傾けますが、あまり倒しすぎれば転倒してしまいます。そのため、真っ先に接地するステップの下に“これ以上倒すと危険”であることをライダーに教える「バンクセンサー」という突起が付いています。
コーナリングで車体を深く倒していくと、バンクセンサーが接地して『ガリガリ』という音を発生させます。路面に引っかかって車体が浮き上がらないように、ステップの根本は可倒式になっています。ただし、注意してほしいのは“バンクセンサーが接地するまでなら倒しても転ばない”というものではありません。
雨で濡れていたり、マンホールや砂などの滑りやすい路面のほか、コンディションの悪いタイヤやライダーの誤った操作によっては、浅いバンク角でもグリップを失ってしまうことがあります。その反対に、バンクセンサーが接地しても平然と走らせられる上級者もいます。あくまでも目安だと考えてください。
このバンクセンサーの長さや形状は車種によって異なります。スーパースポーツはステップ位置が高いので長いものを装着していますが、サーキット走行時は頻繁に路面に擦ってしまい、縁石に引っかかるなどの危険性もあるため、取り外したり、ステップごと社外品に交換するケースがほとんどです。
反対に、アメリカンやクルーザーなどステップ位置が低いモデルには、センサー自体が付いていないものもあります。ダート走行を想定したオフロードモデルも、深いワダチや岩などに引っかかったり、転倒時に身体を傷つける恐れがあるため付いていません。


左:ツーリングモデル 右:アメリカンタイプ
この「バンクセンサー」や「可倒式ステップ」は、メーカーがユーザーの安全のために付けたものなので、スーパーカブのような実用車や一部のモデルは装備していません。保安基準の対象外でもあるため、センサーを外したり、ステップごと固定式に交換しても、鋭利な形状(曲率半径2.5mm未満)でなければ違反切符を切られることはなく、車検もパスできます。
バンクセンサーやステップは大きなGをかけてサスペンションを縮ませ、車体をかなり傾けなければ擦ることはありません。そのため、足を付いた際に靴紐や裾が引っかかるのを嫌って外す人もいますが、中級者でも完璧に車体のバンク角を把握して走らせることは難しいため、むやみに外すのは控えた方がよいでしょう。ただ、スーパースポーツ系のセンサーはいささか長すぎるのでは? と筆者は思うのですが……。
それでは、次回をお楽しみに!

