《パワハラ認定》山中竹春・横浜市長の大暴言 部下が「週刊文春」で実名告発をしていた《「切腹」発言よりも追い詰められたのは…》
〈横浜市長・山中竹春氏の「ダチョウ発言」と「嘘」を暴く証拠音声を公開する!《新たな現役幹部からの告発も》〉から続く
7月30日、山中竹春・横浜市長が市幹部職員への暴言、関係者への中傷を繰り返した問題で、第三者調査委員会は山中市長による7項目のパワーハラスメントを認定した。公表された調査報告書の中では、職員を「人間のクズ」「ダチョウ」「おばさん」などと呼称する人格否定や女性蔑視の発言も認められた。
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一体、市長の周辺で何が起きていたのか。暴言を横浜市職員が実名で告発した記事の一部を公開します。(初出:「週刊文春」2026年1月15日発売号)

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「他の人が言えないのなら私が言うしかない」
そう語るのは、横浜市役所で人事部長を務める久保田淳氏(49)。異例の実名顔出しで告発するのは、横浜市長を務める山中竹春氏(53)の“大暴言”だ。
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「誘致できなかったら、切腹だからな」
山中氏は元横浜市立大学の医学部教授で、コロナの専門家として2021年の横浜市長選で初当選。昨年8月に再選され、現在2期目だ。
就任当初は「オープンで良い市長だな」と感じていたという久保田氏。だが、
「打ち解けると、求められる水準がどんどん高くなっていく。その基準に達していないと判断されると、パワハラ的な言動が現れるのです」(同前)
最初に山中氏の暴挙に遭遇したのは、久保田氏が国際局の部長に昇進した直後の23年6月のこと。その日の翌週、外務省の職員が視察に訪れる予定があった。久保田氏は事前報告の必要はないと判断したが、これが山中氏の逆鱗に触れる。山中氏は市長室で視察を知らされるやいなや、
「なんでそんな大事なことをもっと早く言わないんだ!」
と机を叩きながら怒鳴り、持っていた紙を机に投げつけたのだ。
さらに、そのわずか10日後。山中市長夫妻がチュニジア大使夫妻と昼食を共にする会があり、久保田氏も同行した。チュニジアは、日本が主導する国際会議「TICAD(アフリカ開発会議)」の、前回(22年)の開催国だった。
大使を待つ間、山中氏は妻に久保田氏を紹介する会話の中でこう言い放った。
「(次の)TICADを誘致できなかったら、切腹だからな。あっ、こんなこと言ったらパワハラかな〜」
久保田氏はこう憤る。
「切腹とは『死ね』と言うのと同義で、冗談で言っていい言葉ではない。市職員が同様の発言をしてハラスメント認定を受けた例もあり、市長もそれを知っています」
だが、自身へのハラスメント以上に久保田氏を追い詰めたのは、市議会議員に対する誹謗中傷ともとれる発言や、ともに仕事をしているはずの市役所職員に対する暴言だったという。
《この続きでは、市議会議員に対する誹謗中傷ともとれる発言や、市役所職員に対する暴言などを詳しく報じている。記事の全文および第2弾以降の記事は、「週刊文春 電子版」で読むことができる。また、音声データや記者による解説番組も配信している》
