【バレー】日本男子、粘りの13連勝で4強!エース高橋藍、両チーム最多21得点
◇バレーボールネーションズリーグ男子決勝大会(2026年7月29日 中国・寧波)
準々決勝が行われ、史上初の1次リーグ12連勝で首位通過した日本は開催国の中国に3―1で逆転勝利を収めた。8月1日の準決勝に進み、30日に行われるイタリア―米国の勝者と対戦する。第1セットを失ったが、エースの高橋藍(24=ルブリン)を中心に攻めて息を吹き返し、銀メダルだった24年以来2年ぶりのメダル獲得へ前進した。
完全アウェーで劣勢の雰囲気を一気にかき消した。日本は第1セットを落としたが、第2セットを25―23で死守。高橋や西田が中心となり、相手を攻略した。そのまま3セット連取で逆転勝利。格の違いを見せつけた。
総力戦で勝利をもぎ取った。第3セットは切り札の富田や西本が流れを変え、主導権を握る。第4セット序盤には高橋にサービスエースも飛び出すなど一気に畳みかけた。西本やラリーのミドル勢が効果的な得点を積み上げた。高橋の強打が中国の壁を何度もこじ開け、両チーム最多21得点を量産した。
開催国として決勝大会に進んだ中国は1次リーグ1勝11敗の最下位。それでも、史上初の1次リーグ12戦全勝を挙げた最強の日本は冷静だった。「勝つか負けるかやってみないと分からない。1位通過したが、勝てる保証は全くない。引き締めて臨むべきポイント」と石川主将。第1セットこそ失ったが、崩れることはなかった。
直近6連勝中で88勝67敗だった中国を退けたことは、一勝以上の価値がある。同じアジア勢に強さを見せつけ、優勝すれば最速での28年ロサンゼルス五輪切符が決まる9月のアジア選手権(福岡)に向けても好材料。アウェーの雰囲気を制したことも強さの証明となった。
これで24年以来2年ぶりの表彰台がくっきり視界に入った。準決勝はイタリア―米国の勝者。相手がどちらでも、波に乗った日本なら頂点までたどり着きそうだ。

