箕面学園 初決勝で力尽くも光 山田監督は選手たたえる「驚くほど選手たちが成長した」
「高校野球大阪大会・決勝、履正社16−2箕面学園」(28日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
6大会で決勝が行われ、大阪大会は履正社が24安打16得点の猛攻で箕面学園を下し、2023年以来3年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。主将で4番の辻竜乃介内野手(3年)が2安打2打点。今大会を通じても15打点の活躍でチームを引っ張った。父の西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)も応援に駆けつけ、優勝を喜んだ。その他は仙台育英(宮城)、福山(広島)、中京(岐阜)、享栄(愛知)、高川学園(山口)が勝ち49代表校が出そろった。8月1日にオンラインで組み合わせ抽選会が行われ、大会は5日に甲子園球場で開幕する。
箕面学園の、初めての決勝で、初めての甲子園の夢は、履正社の圧倒的な力量に跳ね返された。
力の差を埋めるべく、先発には大会初登板の技巧派左腕・寺島海翔投手(3年)を起用した。山田文博監督(44)は「あまり見られてないピッチャーだし、左で緩急をつけたら通用するかな、と」と話した。
二回まで無失点と狙いは的中したが、投手を代えての三回以降は力の差が得点に表れる形で、差が広がっていった。
山田監督は履正社出身。履正社・多田監督の3学年下で、入学当時から親交は続いている。共通の恩師となる東洋大姫路・岡田龍生監督には「『教え子2人が大阪の決勝で当たるんだな』と喜んでいただけました」という。勝利は報告できなかったが「驚くほど選手たちが成長した」という実感をいつか、夢の甲子園につなげていく。

