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海外での人気が高まっている北海道米。

そのブランド力や価値を高める動きが出ています。

コメ離れが懸念される中、消費の向上も期待されています。

ふっくらと炊きあがったごはんをやさしく握ったおにぎりです。

(阿部記者)「一粒一粒がしっかり立っていて、噛めば噛むほど甘みを感じます」

芦別市の道の駅です。

地元のコメで作ったおにぎりなどが販売されていました。

このコメを作った農家のひとり・沼田哲男さん。

沼田さんは2010年、市内のコメ農家たちとコメ卸の会社「芦別RICE」を設立し、2015年からはコメの輸出も始めました。

(記者)「北海道米の海外での人気は?」

(芦別RICE 沼田哲男会長)「北海道の名前の認知度がすごい。どこの国も『北海道から来た』と言えばファンが全世界にたくさんいるようなイメージ」

北海道米の海外での人気の高まりに伴い、輸出量も右肩上がりに増え、道内全体で2025年は5500トンを超えました。

芦別RICEでも2026年に初めて、輸出量は2000トンを上回りました。

こうした中、北海道で作られるコメをさらに後押しする動きがあります。

それが、「地理的表示」いわゆるGI登録です。

GI登録とは、農産物などのブランド名を知的財産として保護する国の制度です。

道内ではこれまで「夕張メロン」や「十勝川西長いも」などが登録されています。

付加価値の向上や、輸出の際の産地偽装のリスクからブランド価値を守ります。

そこに2026年3月、「道産米」が加わりました。

沼田さんはこの動きを歓迎します。

(芦別RICE 沼田哲男会長)「メリットは北海道米を守る。世界に向けて。ネーミングを真似されることは過去にもあったが、ブランドを守るという意味ではいいことだと思う」

札幌の米穀店には、地理的表示に登録された道産米が並んでいました。

販売されているコメのパッケージには「GIマーク」が。

コメ離れが叫ばれる中、北海道米のブランド価値を発信することになるGIマーク。

今後のコメの消費向上も期待されています。