北海道米ブランドにお墨付き 「GI登録」で付加価値向上 消費の拡大にも期待
海外での人気が高まっている北海道米。
そのブランド力や価値を高める動きが出ています。
コメ離れが懸念される中、消費の向上も期待されています。
ふっくらと炊きあがったごはんをやさしく握ったおにぎりです。
(阿部記者)「一粒一粒がしっかり立っていて、噛めば噛むほど甘みを感じます」
芦別市の道の駅です。
地元のコメで作ったおにぎりなどが販売されていました。
このコメを作った農家のひとり・沼田哲男さん。
(記者)「北海道米の海外での人気は?」
(芦別RICE 沼田哲男会長)「北海道の名前の認知度がすごい。どこの国も『北海道から来た』と言えばファンが全世界にたくさんいるようなイメージ」
北海道米の海外での人気の高まりに伴い、輸出量も右肩上がりに増え、道内全体で2025年は5500トンを超えました。
芦別RICEでも2026年に初めて、輸出量は2000トンを上回りました。
こうした中、北海道で作られるコメをさらに後押しする動きがあります。
それが、「地理的表示」いわゆるGI登録です。
GI登録とは、農産物などのブランド名を知的財産として保護する国の制度です。
道内ではこれまで「夕張メロン」や「十勝川西長いも」などが登録されています。
付加価値の向上や、輸出の際の産地偽装のリスクからブランド価値を守ります。
そこに2026年3月、「道産米」が加わりました。
沼田さんはこの動きを歓迎します。
(芦別RICE 沼田哲男会長)「メリットは北海道米を守る。世界に向けて。ネーミングを真似されることは過去にもあったが、ブランドを守るという意味ではいいことだと思う」
札幌の米穀店には、地理的表示に登録された道産米が並んでいました。
販売されているコメのパッケージには「GIマーク」が。
コメ離れが叫ばれる中、北海道米のブランド価値を発信することになるGIマーク。
今後のコメの消費向上も期待されています。
