井上温大(C)日刊ゲンダイ

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 巨人7年目左腕の井上温大(25)が、キャリアハイを更新する9勝目を挙げた。2024年に挙げた8勝を上回り、リーグトップの阪神・高橋の11勝に次ぐリーグ2位に浮上した。

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 20日の広島戦に先発。初回、ファビアンにソロ本塁打を浴びたものの、その後は粘りの投球。七回2死満塁のピンチも名原を右飛に仕留め、マウンドを降りた。結局、7回97球を投げて6安打1失点8奪三振だった。

 かつては制球難に苦しんだ。さる球界関係者がこう言った。

「昨年は四球が全て失点に絡む試合があり、阿部監督に『反省しろ』『いつもの光景』などと言われたり、『何球投げんだ。間合いも長いし、ボールボールばっかで何をちびってんのかわからない』と怒られたことあって、四球禁止令が出された。四球が怖くなると、投手は置きにいくわけで、力のある球が影を潜めていた。広島の選手によれば、『今年は右打者の内角をえぐるクロスファイアがいい。カットボールもあって右打者のインコースをついてくる。横に角度があって打ちにくい』と言っていた。阿部監督が辞めたことで四球を気にしなくなり、思い切って懐に投げ込めるようになったのでしょう」

 今季は通算21四球。これはリーグ8位タイだが、この日は7回で1四球だった。井上はお立ち台で「ピンチを作っても粘り強く投げようと思った。投げ急がないように自分の中でゆっくり間合いを使いながら打者と勝負することを意識した」と言った。「間合いが長い」と注意された阿部前監督はもういない。左腕が伸び伸び白星を量産している。

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 ところで、阿部慎之助氏が再び巨人のユニホームに袖を通す可能性は「ゼロに近い」そうだ。その背景には親会社の意向が大きく関係しているという。誰にでもセカンドチャンスはあってしかるべきだが…。いったいなぜか。●関連記事 【もっと読む】阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ では、それらについて詳しく報じている。