山形放送

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山形県勢懇話会の例会が17日山形市で開かれ、山形市出身で東京大学名誉教授の鈴木宏正さんが「モノづくりを支えるデジタルエンジニアリングの軌跡」と題して講演しました。

講演の中で、鈴木さんは「今、自動車産業は100年に1度の大きな転換期を迎えている」と述べました。

東京大学 鈴木宏正名誉教授 「特にEV化それからソフトウェア化で製品の構造などいろいろなものを変えてきている。その中で、新たな技術というのが課題として出てきてそれにデジタルエンジニアが対応していかなければいけない」

EV車の生産量が爆発的に増加した中国では、ジェスチャーによって車のドアの開け閉めができるようになるなど、自動車のあり方のほか、ユーザーが求める機能や価値も変化したといいます。

鈴木宏正名誉教授 「これまでの車の常識ではとても考えられないような機能が車に付き始めていて、そこに価値を見出している人がいる。操縦負担が減ってくると移動プラスアルファで新しい体験価値を提供していくというのが中国EV」

最後に鈴木さんは、これらの変化と要求に対応している事例として、AIによる学習を通じた設計の自動修正などを紹介したほか、将来の課題として、AIによる車の完全自動設計などを挙げました。