フランス代表FWキリアン・ムバッペがスペイン代表に0-2で敗れた2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会準決勝後、ディディエ・デシャン監督の戦術的アプローチに疑問を呈した。イギリス『トーク・スポーツ』が報じている。

 ムバッペは「僕らのプランは、彼らにリズムを作らせないよう、高い位置からプレッシャーをかけることだった」と明かし、そのフランスのプレスが機能不全に終わった理由を語った。

「僕らは中盤で3対2という状況だったけど、相手がスペインとなると、それは難しい状況だった」

「ファビアン(・ルイス)とロドリには、プレーする十分な時間を与えてしまっていた」

「プレスをかける際のコミュニケーションが不足していた。マンツーマンでプレスをかけ、相手を自分たちに付き合わせて走らせるべきだったと思う」

 さらに「技術的にも戦術的にも、僕らが望んでいたようなプレーはできなかった」と振り返り、「W杯の準決勝でやるべきことをやらなければ、勝つことはできない」と指摘。「スペインは自分たちのゲームプランと、チームとして普段行っているスタイルを忠実に守っていた」と相手を称えた。

 フランスは3大会連続の決勝進出を逃したが、もう一方の準決勝であるイングランド対アルゼンチンの敗者と対戦する3位決定戦が控えている。ムバッペは現在、アルゼンチンのFWリオネル・メッシと並んで得点ランキング首位の8ゴールを記録。残り1試合で得点を重ね、ゴールデンブーツ(得点王)を獲得できるか。