1回2死三塁、先制の左前適時打を放った辻竜乃介(カメラ・横尾 紗知)

写真拡大

◆第108回全国高校野球大阪大会▽2回戦 履正社10―0千里青雲=5回コールド=(15日・GOSANDO南港)

 春季大阪府大会優勝の履正社が5回コールド勝ちで初戦を快勝した。

 初回2死三塁から4番の辻竜乃介主将(3年)が左前にタイムリーを放ち先制すると、3回には単打4本に足を絡めて5点のビッグイニング。4回にも辻がダメ押しとなる中前タイムリーを放つなど3点を奪った。

 多田晃監督は「初回から積極的にいってくれたんで、良かったと思います。ゼロの回をなくそうと…。毎回チャンスを作って流れを渡さない野球をやろうと言ってきたけれど、それができたと思う」と話した。

 2打数2安打2打点、1四球を選び全打席出塁のキャプテンは「初回の入りは難しかったけれど、2死からなんとかヒットになって良かった。積極的なバッティングを心がけている。(状況を見て長打を)狙ったりはするけれど、基本はセンターに強くということは意識しています」とチーム打撃に徹した。

 父親は、オリックス、楽天でプレーした西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(49)。この日の朝、竜乃介主将に父からLINEが届いた。「初戦がんばれよ。冷静に。やってきたことをやって、楽しめ!」

 竜乃介主将は「お父さんの一声は心に残るので、頭に入れてプレーしました」。大差がついても浮かれることなく、堅実なプレーでチームを引っ張った。