C大阪MF田中駿汰 優勝争いへチームを助けられる選手に W杯出場の堂安から刺激
セレッソ大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回は、24年に加入してから背番号10を背負い中心選手としてプレーを続けるMF田中駿汰(29)。新シーズンに向けてチームも始動した中、現在の思いを明かした。
セレッソサポーターの皆さん、いつも応援ありがとうございます。百年構想リーグは最終的に3位という結果で終わることができました。シーズンを通して安定感のある戦いができたかといわれると難しいけど、若い選手が力を伸ばしてくれたことが結果につながっているし、それに対して中堅やベテランもいい刺激を受けたのかなと思っています。
オフは北海道に行って、オーストラリアへ旅行もしました。北海道は奥さんの実家があるので、毎年、帰省しています。オーストラリアは季節が冬だったけど、ケアンズというところは日本の沖縄のような場所で、海に入ってシュノーケリングをして。見てみたかったウミガメには会えなかったけど、いろんな魚を見られてリフレッシュできました。
オフの期間には、セレッソの監督交代もありました。正直、予想していなかったのでビックリしました。ただ、ボス(パパス前監督の愛称)がセレッソでやってきたことが評価されて新しいチームからオファーがきたと思う。自分たちもしっかりプレーしたことでボスの評価につながったのかなと思うので、そこはうれしかったというか。
ボスとは最後に会えなかったけど、電話で話せました。こちらからは「次のチームでも頑張ってほしい」と伝えて、ボスからは「セレッソでの成功を願っている」「結果を残せると思うから頑張ってほしい」という言葉をもらいました。
ベガルタ仙台に移籍したモト(中島元彦)からはLINEで「決めたわ」と連絡が来ました。基本、僕に対してタメ口なので(笑い)。かなり悩んだと思うけど、仙台をJ1に上げてまたセレッソと試合をするのがモトの理想かなと思うので。モトの決断も尊重しているし、セレッソサポーターの悔しい気持ちも分かる。お互いに尊重し合えればと思っています。
W杯は本当に刺激になっているし、日本代表の試合は全て見ました。ガンバのジュニアユースで1学年下だったリツ(堂安律)も出ていて「自分もああいう舞台に立ちたい」と改めて思ったし、やっぱり代表というのは目指すべき場所。常に頭の中に置いているし、そこを目指すことで自分も成長できる。
新シーズンは優勝争いをすることが大事だと思っている。最後の最後にヒリヒリするような試合がしたい。個人としても全試合に出て、自分のプレーでチームの勝利に近づけられるように。数字も大事だけど、数字以外のところでもチームを助けられる選手になりたいなと思っています。
◇田中 駿汰(たなか・しゅんた)1997年(平9)5月26日生まれ、大阪府岸和田市出身の29歳。幼稚園の年中からサッカーを始め、NSC北斗SC、G大阪ジュニアユース、履正社高、大体大を経て20年に札幌加入。24年にC大阪へ完全移籍。国際Aマッチ出場1試合。1メートル83、73キロ。利き足は右。ポジションはボランチやセンターバック。

