電動開閉式ハードトップや高剛性ボディを採用し、唯一無二の軽オープンスポーツとして支持を集めました

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24年の歴史に一区切り、現行型は約12年で幕

 2026年8月下旬に生産終了を迎えるダイハツ「コペン」。ダイハツも公式ホームページで「販売会社在庫がなくなり次第、販売を終了する」と案内しており、新車で手に入れられる時間も残りわずかです。

 コペンの歴史は2002年6月に始まりました。当時、軽自動車初となる電動開閉式ハードトップ「アクティブトップ」を採用した本格オープンスポーツとしてデビューし、小さなボディに本格的なスポーツドライビングを凝縮した1台として人気を獲得しました。

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 初代は2012年8月に生産を終えましたが、約2年後の2014年6月に現行となる2代目が復活。

 2026年8月下旬の生産終了により、24年にわたって続いたコペンの歴史がひとつの節目を迎えます。また、現行型となる2代目は約12年間にわたるロングセラーモデルとして幕を閉じます。

 現行コペン最大の特徴は、高剛性骨格「D-Frame」を採用した新世代プラットフォームです。

 ボディ外板には樹脂パネルを採用し、外装デザインを変更できる「DRESS-FORMATION(ドレスフォーメーション)」という独自の思想を導入しました。

 軽量かつ高剛性なボディとすることで、オープンカーでありながら高い操縦安定性を実現しています。

 搭載されるエンジンは、660cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボ。最高出力は64PS(47kW)、最大トルクは92Nmを発生し、トランスミッションは5速MTまたはCVTを設定します。

 駆動方式はFFを採用し、車両重量は約850kg前後に抑えられ、軽快でダイレクトなハンドリングを実現しています。

 デザインはグレードごとに明確な個性を持たせている点も魅力です。「Robe(ローブ)」は、シャープなヘッドライトや大型グリルを採用した現代的でスポーティなデザインが特徴です。2014年6月の発売以来、現行コペンの中心モデルとしてラインナップされています。

「Cero(セロ)」は2015年6月に追加されたモデルで、丸形ヘッドライトと丸形テールランプを採用。

 初代コペンを思わせるクラシカルなスタイルが特徴で、レトロな雰囲気を好むユーザーから支持を集めています。

「GR SPORT」は2019年10月に追加された最上級スポーツモデルです。トヨタのGRブランド監修のもと、専用チューニングのサスペンションや専用エクステリア・インテリアを採用。ボディ剛性や操縦安定性も磨かれ、シリーズ随一の走行性能を誇ります。

 一方、SUVテイストの個性的なデザインを採用した「XPLAY(エクスプレイ)」は2024年に販売を終了しており、生産終了を迎える2026年時点では「Robe」「Cero」「GR SPORT」の3モデル体制となっています。

 ダイハツは、生産終了後もコペンブランドを完全に終わらせるわけではないとしています。

 同社は「再びコペンを世の中に送り出せるよう、さまざまなスタディを続けています」とコメントしており、新たなスポーツカー開発の可能性を示唆しています。

 軽自動車でありながら、本格的な電動オープンスポーツという唯一無二の存在だったコペン。

 24年に及ぶ歴史に一区切りが付く今、その価値は今後さらに高まっていくことになりそうです。