れいわ新選組代表を辞任した山本太郎氏

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「国会議員にはもうなりませんよ、ってことです。ハハハハッ、やめた!やりません、もう」

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 7月9日、記者会見で「れいわ新選組」代表の辞任と、政界引退を言い放った山本太郎氏(51)。2025年10月に東九州自動車道を69キロオーバーの149キロで走行したとして、道路交通法違反で検挙されたことが要因とされている。

 すると会見に同席していた元衆院議員の大石晃子共同代表(49)も、「疲れたので休みたいと思っています。休んでいる間にいろいろなことを考えたい」と、党が迎える新体制を機に離党することを発表。

 大石氏が舵をとって望んだ2026年の衆院選でわずか1議席の惨敗、自身も議席を失ったことで「結果が出なかった」ことを理由に挙げ、加えて「国政に参加しようと思ったのは山本太郎の存在があったから」と、山本の政界引退も大きな機転とした。

 山本・大石体制の「リセット」にあたって現執行メンバーを解任。7月17日に告示、31日に投開票される新代表戦に実施とともに改名もする、実質的な「解党」となる「れいわ新選組」。

この国の人々にお仕えし、お守りいたす

 2019年に山本氏が結成し、2021年の衆院選で3議席、2024年には9議席を獲得して躍進したれいわだが、約7年間の政党活動をもって一旦の幕を下ろすことになる。今後は会見に同席した共同代表・奥田ふみよ氏(49)、唯一の衆院議員で幹事長を務める山本ジョージ 議員(譲司、63)らを中心に再スタートを切りそうだ。

「この国に生きる人々にお仕えし、お守りいたす」

 れいわ設立時に、万感の思いをもって国政に臨むことを約束しておきながら、志半ばであっさり政界引退に踏み切った山本氏。しかしながら大石氏同様、そのカリスマ性と話術に引き寄せられた有権者、支持者も多かった。

 街頭演説では多くの熱心な支持者を集めたれいわだが、山本太郎という“座長”を失った今、“劇団員”である彼らはどこに行き着くのだろうか。野党事情に詳しい政治ライターは次のように話す。

「れいわといえば、大石さんにも見えたように“反高市”“反自民”に同調する、与党政治に不満を持っている、怒れる支持者が多い印象です。それは立憲民主も同じですが、彼らはさらに直接的で攻撃的な政治を求める傾向にありました。

 “新党”代表が奥田さんなのか、山本ジョージさんなのか、それとも別の人選になるののかわかりませんが、今後もれいわ同様の政策と色を打ち出していくのであれば引き続き、一定の支持は得られると思います」

れいわ支持者が流れ着く先は

 一方で大石氏のように、カリスマを失ったことで“離党”する支持者も少なくはないとも。

「彼らが求めるのは、権力にも逆らえるカリスマ性あるリーダー。“左”や“右”の思想に関係なく、とにかく不満や鬱憤のたまった日常を打破してくれる、さらに私益私欲に走る政治家を懲らしめてくれる、気分をスカッとさせてくれるような指導者です。

 その意味では、山本太郎とは政策や思想に多々相違はあれども、“日本人ファースト”を掲げては大衆に“反エリート”を訴える、神谷宗幣氏(48)が代表を務める参政党に流れ着く可能性はありますね」

 先の衆院選では、2024年の3議席から大きく伸ばして15議席を獲得した参政党。この時すでに山本氏“不在”の間に、れいわ支持者が流れていた結果だったのかもしれない。

週刊女性PRIME