つるぎ町「スイカコンクール」 知事賞の栄冠は誰の手に【徳島】
つるぎ町で、毎年この時期に開かれている「スイカコンクール」。
地元のスイカ教室の生徒たちが、家庭菜園で育てたスイカの出来栄えを競い合います。
2026年、最優秀の県知事賞に輝いたのは誰なのか?
スイカコンクールにかける人たちの想いを取材しました。
(記者)
「しろふちに赤が見えるたびに、お~という歓声が上がります」
「これは梅雨の蒸し暑さでしょうか?いえ違います」
「スイカづくりに情熱を捧げる人たちの、熱気にあふれかえっている会場です」
つるぎ町で毎年開かれている「西瓜コンクール」、貞光中央公民館が主催する「西瓜教室」の受講生たちが、家庭菜園で育てたスイカの出来栄えを競う大会です。
フォーカス徳島で毎年追い続けているのが、2026年で挑戦34年目の大ベテランの佐藤茂夫さん。
一度もとったことがない最優秀にあたる「県知事賞」を追い求めています。
(記者)
「この金と紫の高級な座布団に乗っている、これが本命ですか?」
(佐藤茂夫さん)
「わかるだろ」
(記者)
「扱いが違いますよね」
(佐藤茂夫さん)
「殿様の座布団じゃわな」
そして佐藤さんには、西瓜コンクールに今回初挑戦する新弟子もいるということで…。
(今年初参加・森下友和さん)
「今年初挑戦です、よろしく」
森下さんは佐藤さんの弟子で、既に知事賞をとったことがある小栗利文さんと佐藤さん、2人を師匠に持ちます。
(記者)
「ダブル師匠!」
(弟子・森下友和さん)
「たまに(師匠が)言うことが違うから、どっち信用したらいいか分からん」
(佐藤茂夫さん)
「これはキレイ、若干楕円形が一番いい。舐めてみな」
「甘味があったら、絶対間違いない」
(弟子・森下友和さん)
「甘味はある」
初挑戦で金星なるか?
切ってみるまで分からないのがスイカです。
(弟子・森下友和さん)
「師匠に追いつけ追い越せ、一年目で越えられると思っていません」
「頑張るぞオー!」
午前7時のエントリーにあわせて、貞光ゆうゆう館には手塩にかけて育てたスイカが、続々と集まってきました。
その数、なんと72個。
(西瓜教室・槌谷秀明 会長)
「今年は気温が低くて成長が悪かったが、悪いながらもキレイにできた」
さあ、審査がスタートしました。
2026年は記念すべき節目の50回大会です!テンポよくどんどん西瓜を割っていきます!
(記者)
「西瓜コンクールの審査項目はこちら、見た目や中身など割ってみないと分からない項目も含め8つで審査されます。この総合得点で県知事賞が決まるんです」
さて森下さんのスイカは…?
(審査員)
「形はすごくキレイ、色がちょっと淡いかな。平均位だと思う」
(今年初挑戦・森下友和さん)
「見えん、見えん…」
「中は割れてない(穴が空いていない)、ホッとしています」
「みんなこの瞬間のために(スイカづくりが)止めれん」
結果発表です。
最優秀の知事賞に輝いたのは。
つるぎ町貞光地区の米田和人さん・アサ子さんご夫婦でした。
三十数年目の挑戦でした。
(知事賞に輝いた・米田和人さん)
「夢にも思っていなかったので、冥土の土産になります」
3人組の順位は森下さん13位、小栗さん17位、佐藤さん41位でした。
なんと森下さん、初挑戦にして師匠2人を越えました。
(記者)
「ダブル師匠よりも順位が良かったと思うが・・・」
(今年初挑戦・森下友和さん)
「よかったんですけど、追いつき追い越せで勝ったり負けたり。楽しくやれたら一番だと思います」
さて知事賞をとったスイカのお味は…。
(記者)
「シャキシャキとした食感と、噛んだ瞬間のあま~い汁がジュワっと出てきて、さすが県知事賞のスイカです」
最後は恒例の即売会。
出品されたスイカが半玉500円以下で販売され、ものの5分で売り切れました。
スイカを求める人たちの間にも、もう一つのバトルがありました。
