サムスン電子の定期株主総会で株主がHBM4、HMB4Eメモリーを見ている。[写真 ニュース1]

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サムスン電子が4−6月期にまた過去最大の実績を更新した。人工知能(AI)半導体好況が続き半導体事業が全社業績を牽引した。

サムスン電子は7日、4−6月期の業績速報値を発表し、連結基準で売り上げ171兆ウォン(約18兆円)、営業利益89兆4000億ウォンを記録したと明らかにした。前四半期比で売り上げが27.7%、営業利益56.2%増加した。前年同期比では売り上げが129.3%、営業利益が1810.3%増えた。

営業利益は昨年の年間営業利益43兆6011億ウォンの約2倍に達した。一四半期で昨年1年間に稼いだ営業利益を上回った格好だ。

証券業界は、世界的ビッグテックが積極的にAIデータセンター投資を増やしメモリー半導体の業績を引き上げたとみている。エヌビディアをはじめとする主要企業の投資拡大を受け広帯域メモリー(HBM)だけでなくサーバー用DRAMと汎用メモリー需要まで増えた。供給が需要に追いつかない状況が続きメモリー価格も高止まりが続いている。

市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、先月のPC用汎用DRAM平均固定取引価格は前月より5%上昇し、調査開始後で最高水準を記録した。サーバー用DRAMとHBMもやはりAIサーバー投資拡大により高価格と収益性を維持している。

業界では世界最大のメモリー生産能力を備えたサムスン電子が「需要増加」と「価格上昇」の恩恵を同時に得たとみている。AI半導体需要がHBMを超え汎用メモリーまで拡散し、メモリー事業全般の収益性が大きく改善されたと分析される。

今回の業績は世界的ビッグテックと比較しても異例の水準だ。サムスン電子の4−6月期営業利益は世界のテック企業のうち過去最大の四半期営業利益と評価される。これまでの最高記録はエヌビディアが2026年2〜4月期に記録した535億ドル(約8兆6756億円)で、アップルの2025年10〜12月期の営業利益が508億5000万ドルだった。

証券業界は今回の業績が半導体事業部の特別成果給支給に向けた引当金まで反映した数値とみている。サムスン電子労使は特別成果給支給に合意し、証券業界は関連引当金規模を10兆ウォン後半台と推定する。これを除くと4−6月期の営業利益は100兆ウォンを超えただろうとの見方が出ている。

半導体が業績の大部分を担ったのに対し、完成品事業の回復傾向は遅かった。完成品を担当するデバイス経験(DX)部門はスマートフォン事業の閑散期などの影響で収益性が鈍化したと分析される。テレビと生活家電も需要回復が予想より遅れる中でサムスンディスプレーとハーマンは前四半期と同水準の業績を収めたものと証券業界はみている。

サムスン電子は次世代HBMの競争力強化にもスピードを出している。業界ではAIサービス高度化とデータセンター増設が続くだけに、高性能メモリー需要も当分堅調な流れを持続するとみている。

今月末に業績を発表するSKハイニックスも会社創業以来最大の四半期業績を記録すると予想される。金融情報会社Fnガイドによると、SKハイニックスの4−6月期営業利益見通し平均値は63兆1532億ウォンだ。

最近提起された'半導体のピークアウトの'懸念もやや収まる雰囲気だ。AIインフラ投資が続きメモリー供給不足が当分持続すると予想され、業界はメモリー業況強勢が予想より長く続くとの見通しにウエイトを置いている。