フランスサッカー連盟は6日(日本時間7日)、北中米W杯でフランス代表主将を務めるエムバペに対し、パラグアイのセレステ・アマリージャ上院議員が人種差別的発言をしたとして、検察当局に通報するとの声明を発表した。フランスとパラグアイは4日のW杯決勝トーナメント2回戦で対戦し、フランスが1―0で勝利した。

 声明では人種差別的発言を「極めて卑劣で断じて容認できない」と糾弾。国内外問わず法的責任を問われるべきとし「法的措置を視野に検察当局に通報する」とした。フランス代表は国を代表する存在で「彼らへの侮辱は、我々の国そのものへの侮辱に他ならない」と強い言葉で非難している。

 白熱した一戦でエムバペは執拗なマークに遭い、試合終了後にはパラグアイGKヒルが「握手を求めたが反応してくれなかった」と主張し、エムバペにボールをぶつける行為におよんだ。アマリージャ議員は自身のXでエムパベに対し攻撃的な言葉を書き連ねた。エムバペ自身もXで「卑劣で地位に値しない」などと反論していた。