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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は5日、第26話が放送され、羽柴秀吉と織田信長の“今生の別れ”が描かれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第26話は「信長を笑わせろ!」。織田信長(小栗旬)は長宗我部元親(磯部寛之)との約束を翻し、難なく四国を手中に収める。元親は激怒。間を取り持った明智光秀(要潤)は苦しい立場に陥る。その折、信長の甥・織田信澄(緒形敦)が長宗我部と内通して謀反を計画していると疑われ、信長から蟄居を命じられる。光秀から事の顛末を聞き、信長の苦しみを察した羽柴小一郎(仲野太賀)と羽柴秀吉(池松壮亮)。羽柴家一同は“ある計画”を練り、信長と市(宮崎あおい)を長浜城に招く…という展開。

 “劇団羽柴”の心尽しにより、信長は笑顔を取り戻し、信澄は赦免となった。

 光秀「信澄様、上様からの疑いが晴れて、何よりでございましたな。羽柴殿が口添えをしてくれたそうでござりまする。礼を申さねばなりませぬな」

 信澄「…」

 光秀「これからは誤解を招かぬよう、十分お気をつけくだされ。上様はあのご気性。次は、どうなるか分かりませぬ」

 信澄「よく分かっています。そうやって、真の父を殺された身ゆえ」

 光秀「…」

 信澄「舅殿こそ、お気をつけくださりませ」

 光秀「…」

 信澄「あの公方様からの御内書(討取信長)、上様に見つかりでもしたら、言い逃れはできませぬ」

 光秀「(唇が震え)なぜそれを…盗み見たのですか」

 信澄「いいえ」

 光秀「ではなぜ!」

 信澄「(光秀に顔を近づけ)あれを書いたのは…この、わたくしでございます!」

 父を謀殺された恨み――。第25話(7月5日)のラスト、足利義昭(尾上右近)から届いたと信澄が光秀に渡した御内書は、信澄が偽造したのか。今回もラスト約1分半、衝撃の展開となった。

 SNS上にも「まさかの黒幕」「そう来たか!」「公文書偽造?」「光秀が不憫でならない」「まさかのラスボス」「これは脚本に一本取られた感」「代筆?偽筆?」「(次回予告の)光秀の慟哭がつらい」「(義昭の)花押(図案化した自筆の署名・サイン)も(偽造)?」「結局、弟殺しがすべての伏線だったってことか…とことん“兄弟”の大河ね」などの声が続出。

 前回時点で「四国説+足利義昭黒幕説」が有力視された今作の「本能寺の変」(天正10年・1582年)だが、一気に「織田信澄黒幕説」も加わった。「戦国最大のミステリー」の結末やいかに。

 次回は12日、第27話「本能寺の変」。前半最大のクライマックスを迎える。