LINEに投稿された投票依頼のメッセージ(※一部加工)

 香川県小豆島町の大江正彦町長が、2026年2月の衆議院選挙の投票日にメッセージアプリ「LINE」で特定の候補者への投票を呼び掛けたとして、町民が告発状を提出し警察が受理しました。

 KSBが入手したLINEのメッセージを確認すると、衆院選投開票日の2月8日午後4時前、小豆島町の大江町長が町民らが入るグループに「出口調査の結果、100票レベルの僅差になる可能性があるそうです。まだ投票に行っていない方がおられましたら、是非投票をお願いいたします」と、香川1区の候補者への投票を呼び掛けるメッセージを送りました。

 大江町長は約2時間後に「先ほどのグループラインは取り消しです」と送信しています。

 この行為が投票日当日の選挙運動を禁じた公職選挙法に違反する疑いがあるとして、町民が告発状を提出し6月28日に、警察が受理しました。
 告発状で町民は「現職町長の公的地位や影響力が利用された可能性も否定できず、事実関係の解明が必要」だとしています。

 大江町長はKSBの取材に対し、当日2つのLINEグループに投票を依頼するメッセージを送ったことを認めました。
 その上で「違法になる可能性があると分かっていたが、接戦と知って冷静さを欠いて送ってしまった。反省している。警察の捜査には全面的に協力する」と話しています。

 2026年2月の衆院選香川1区は大接戦となり、当選者と次点の差はわずか829票でした。