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サッカーワールドカップ北中米大会、日本代表は決勝トーナメント初戦で王国・ブラジルと日本時間30日未明に対戦する。

【写真を見る】日本代表、ブラジル戦キックオフは午前2時…先に寝る?起きたまま? 睡眠のプロが断言「私たちの勝負は前半戦」【北中米W杯】

日本戦の視聴どうする?

キックオフは日本時間30日午前2時――職場やSNSで議論となっているのが、テレビ観戦に向けた準備の方法だ。

リアルタイムで歓喜の瞬間を迎えたいが、学校や仕事が待っている。「先に寝るべきか」、「起きたまま決戦の時を迎えるのか」。

「私も観ますよ」という睡眠のプロに聞いた。

ポイントは前半戦

話を聞いたのは、睡眠環境診断士など眠りの専門資格を持つ大杉天伸さん。大分県内で1955年から続く、寝具などを販売する眠りの専門店「いとしや」3代目店主である。

開口一番、「私も観ますよ。だから今夜10時には寝ますね」とゴールが決まった。

大杉さんによると、普段6時間寝る人であれば、最初の3時間に深く質の良い眠りが来るため、試合開始までにとっておくとよいという。2時キックオフに備えて1時過ぎに起きるためには、「午後10時就寝」がひとつの目安だ。

大杉さん:
「特にはじめの90分の眠りが大事です。確実に質の良い睡眠にするためにも試合前に寝ておくとよいでしょう」

私たちの勝負は「前半戦」がカギとなる。

眠りにつくには?ポイントは3つ

多くの人にとって、いつもより数時間早く寝ることになる。私たちには「眠りにつけるか」という戦いが待っている。

勝負のポイントは以下の通りだ。

・食事は少なくとも2時間前に済ませる
・入浴は1時間半前には終えたい
・スマートフォンを見るのは寝る30分前まで

大杉さん:
「特に今夜は照明をいつもより暗くしましょう。『脳が寝る時間だ』と錯覚を起こし、深い睡眠にいざなうメラトニンを生成し、入眠の準備に入ります」

また、スマートフォンなどが発するブルーライトは、30秒見るだけで眠気が覚めてしまい、次に眠気が来るのは30分後になってしまうという。試合に向けて情報を仕入れたいところだが、ぐっとこらえるしかない。

残りの睡眠時間はどう確保?「みなさん会議前に」

6時間寝るとすれば残りの3時間をどうするか?大杉さんは「勝って良い夢を見られるか、負けて悔しい思いで眠れないか…。勝っても興奮して寝られないでしょうね」と、はにかみながら、日中の対策を指南してくれた。

大杉さん:
「眠気が来ても来なくても、パワーナップを取るといいですね。『昼寝というと寝なきゃいけない』と思ってしまいがちですが、目を閉じて脳への情報量を減らすだけでも効果があります」

パワーナップとは、15分から20分ほどの軽い昼寝のことだ。夜の睡眠に差し支えないためにも、午後3時までにとること、横にならず机にうつ伏せになったり、椅子の背中を倒したりして目をつぶることが重要だ。

また、眠気対策のエースストライカー・カフェインは仮眠前に投入するのがベストだという。カフェインは摂取して30分後に効くため、パワーナップ後の目覚めがよくなるそうだ。

大杉さん:
「午後の眠気は昼食をとったかに関係なく、脳疲労の蓄積でやってくるものです。30日の会議前には『みんなで寝ましょう』と休んでから始めた方がいいかもしれませんね(笑)」

日本代表のように熱く仕事や勉強に臨むためにも、質の良い睡眠をとって試合を応援し、昼間のパワーナップで「試合終了」まで駆け抜けたいところだ。