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 ◇インターリーグ ドジャース―エンゼルス(2026年6月5日 ロサンゼルス)

 ドジャース佐々木朗希投手(24)が5日(日本時間6日)、本拠でのエンゼルス戦に先発。自己最長タイとなる7回を投げ、2安打無失点と抜群の安定感を示した。奪三振はメジャー移籍後、最多となる10個を数えた。7回のマウンドを降りる際には大観衆からスタンディングオベーションを受け、ベンチでは大谷翔平投手(31)からお尻を軽く叩かれ、労を労われた。

 盤石の立ち上がりだった。初回先頭のネトをスライダー、直球で簡単に追い込むと、最後はスライダーで三ゴロに仕留めた。2番・トラウト、続くメックラーはともにスプリットで空振り三振。14球で初回を終えた。

 威力ある直球を軸にエンゼルス打線を封じた。2回2死、6番・ペラザに対して投じた4球目の直球は、渡米後レギュラーシーズンでは最速となる100.6マイル(約161.9キロ)を計測。この球でペラザを一ゴロに打ち取った。佐々木のメジャー移籍後の最速は昨年のワイルドカードシリーズ第2戦・レッズ戦で計測した101.4マイル(約163.2キロ)でレギュラーシーズンでは昨年の東京での開幕シリーズ・カブス戦でマークした100・5マイル(約161.7キロ)だった。

 5回1死からマドリガルに初安打となる左越え二塁打を許し、得点圏に走者を背負ったが、慌てることはなかった。8番・オハピーをスライダーで三ゴロ、続くフレイジャーはスプリットで空振り三振に仕留め、力強く右拳を握った。6回には先頭打者を出塁させたが、2番・トラウト、3番・メックラーを直球で連続の見逃し三振。2死二塁からアデルに三遊間への痛烈な打球を許したが、三塁手・エスピナルが倒れ込みながら好捕し、一塁へ送球し打者走者をアウトにした。ピンチを救ってくれた好プレーに対し、笑顔で拍手を送った。

 先発して無失点でマウンドを降りるのは、メジャー移籍後初。4勝目こそならなかったが、状態の良さと安定感を存分に示し、役割を終えた。

 シーズン序盤こそ制球力、球威不足に苦しみ、結果を出すことができなかったが、5月17日(同18日)エンゼルス戦で自己最長の7回を投げ、4安打1失点で今季2勝目を挙げると、状態は一気に上向いた。23日(同24日)ブルワーズ戦でも5回3失点で3勝目。前回登板の30日(同31日)では白星こそ付かなかったものの、直球は今季最速の100.4マイル(約161.6キロ)を計測するなど5回1/3を3安打1失点。7三振を奪い、与えた四球はわずかに1つと安定感を示した。

 この試合まで10試合に登板し、3勝3敗、防御率4.59。右肩上がりに調子を上げてきている。前回登板後、佐々木は「自分らしいパフォーマンスが出せたかなと思います」と胸を張り、ロバーツ監督も「今の彼は、優勝を目指すチームの“本物のメジャーリーグの先発投手”というカテゴリーに入ってきている」と大絶賛だった。