品川区の森沢恭子区長

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 東京都品川区は、値上げが予想される今夏の電気・ガス料金の補助として、区内の全24万世帯を対象に4000円を支給する方針を固めた。

 区によると、中東情勢の悪化を受けて電気・ガス料金を自治体が独自に補助するのは全国で初めて。6月から支給を始める。

 家計の負担軽減策を巡っては、政府・与党が7〜9月の電気・ガス料金の補助に5000億円程度を充てることを検討しているが、それに先んじるかたちだ。

 原油価格の上昇に伴い6月以降の電気料金が6%上昇するとした野村総合研究所の試算を踏まえ、区は1か月の電気・ガス料金が1世帯あたり約950円値上げされると予測。6〜9月の4か月分として補助額は4000円とした。事業費は事務費用も含めて約12億円。区の財政調整基金を活用する見通しで、27日に区議会臨時会を開き、補正予算に計上する。