脳科学者・茂木健一郎が日本の“文化の老化”に警鐘、テレビや働き方に潜む構造の盲点とは
脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネル「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」で「『生物』としてではなく、『文化』として老いることがある。」と題した動画を公開。生物学的な年齢で人を判断するエイジズムを批判しつつ、本当に問題なのは個人ではなく「文化が老いる」ことだと警鐘を鳴らした。
動画の冒頭で茂木氏は、年齢による差別(エイジズム)について「意味がない」「ろくでもない」と一蹴。その上で、議論すべきは生物学的な年齢ではなく「文化が老いる」という現象であると新たな視点を提示した。茂木氏の言う「老いた文化」とは、かつては先進的だったものが時代とともにマンネリ化し、手垢がついて新しいものを生み出せなくなった状態を指す。具体例として、日本のテレビ番組の画一的な作り方や、旧態依然とした就職活動、学びのあり方などを挙げた。
茂木氏は、こうした「老いた文化」に染まってしまうと、たとえ20代や30代の若者であっても「その人も老いていることになる」と断言。生物的な年齢にかかわらず、所属する文化によって人のあり方が規定されてしまう危険性を指摘した。対照的な存在としてアーティストの横尾忠則氏を挙げ、「過激だわ。ものすごいラジカルなこと考えてて、全然シニアって感じしない」とその若々しさを称賛。しかし、横尾氏のような個人がいる一方で「年老いた文化の中にいる若者っていうのは世の中にいっぱいいる」と述べ、個人の資質以上に環境としての文化が重要であるとの見解を示した。
最後に茂木氏は、日本の問題の本質は経済成長の鈍化などではなく「文化が更新されてないところ」にあると結論づける。AIやインターネットなどの新しい技術が社会を大きく変えようとしている現代において、「生物的な年齢を云々言うより、その文化を若々しく更新していくってことに気を遣った方がいい」と提言し、視聴者に思考の転換を促した。
動画の冒頭で茂木氏は、年齢による差別(エイジズム)について「意味がない」「ろくでもない」と一蹴。その上で、議論すべきは生物学的な年齢ではなく「文化が老いる」という現象であると新たな視点を提示した。茂木氏の言う「老いた文化」とは、かつては先進的だったものが時代とともにマンネリ化し、手垢がついて新しいものを生み出せなくなった状態を指す。具体例として、日本のテレビ番組の画一的な作り方や、旧態依然とした就職活動、学びのあり方などを挙げた。
茂木氏は、こうした「老いた文化」に染まってしまうと、たとえ20代や30代の若者であっても「その人も老いていることになる」と断言。生物的な年齢にかかわらず、所属する文化によって人のあり方が規定されてしまう危険性を指摘した。対照的な存在としてアーティストの横尾忠則氏を挙げ、「過激だわ。ものすごいラジカルなこと考えてて、全然シニアって感じしない」とその若々しさを称賛。しかし、横尾氏のような個人がいる一方で「年老いた文化の中にいる若者っていうのは世の中にいっぱいいる」と述べ、個人の資質以上に環境としての文化が重要であるとの見解を示した。
最後に茂木氏は、日本の問題の本質は経済成長の鈍化などではなく「文化が更新されてないところ」にあると結論づける。AIやインターネットなどの新しい技術が社会を大きく変えようとしている現代において、「生物的な年齢を云々言うより、その文化を若々しく更新していくってことに気を遣った方がいい」と提言し、視聴者に思考の転換を促した。
YouTubeの動画内容
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