脳科学者の茂木健一郎氏が、人生について語った動画の中で「メリットクラシーの本質」を掘り下げた。茂木氏は、努力による成果や功績に基づき、個人の地位や収入が決定される考え方であるメリットクラシーについて、「他の人のおかげを忘れがちではないか」と自身の視点を示した。

茂木氏は「努力して難関大学に受かった人がいい就職につながることもあるが、その成果はその人だけのものではない」と述べ、自身が得た知識や成果も多くの先人たちの功績によるものだと強調。そして、「現代社会では、会社を設立して成功を収めた人も、他人の協力の上に成り立っていることを忘れてはいけない」との考えを示した。

さらに、茂木氏は「誰もが努力のやりとりで成り立っている」とし、「我々はパスを回し合っているようなものなんだ」と、その役割の重要性を語った。勉強や仕事で得た成果は、個人の力だけではなく、周囲の支えにより成り立っていると説明。これにより、現在の成果が他者の貢献で築かれていることを意識する必要性を訴えた。

そして動画の締めくくりで茂木氏は、「おかげさまでという言葉、忘れてはいけない」と強調し、「人生において他者の貢献を認識することの大切さ」を視聴者に伝えた。

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