脳科学者の茂木健一郎さんが自身の番組で、「周囲の面倒な人」にどう対処するかについて語った。茂木さんは、小説を通じて「人間はかわいい存在だとか美しい存在だとか、都合のいい描き方ではなく、現実の人間の複雑さや厄介さも描かれている」と指摘した。

茂木さんは、小説家の視点を持つことを勧め、人間は「不完全だからこそ、いろいろやらかすからこそ人間なんだ」と考えることで、「自分を含めた困った人にも寛容になれる」と提案。「優れた小説というのは、科学的に正確な人間の描写をしているという言い方もできる」と述べ、人間を観察する力を小説から学ぶべきだとした。

また、茂木さんは「ビッグファイブ理論」や脳科学の視点からも解説し、「ある意味では、性格の特徴を持つ人はそういう脳を持っているので、それを理解すれば仕方がないと感じられる」と心理学的な考察を紹介。そして、人間のさまざまな側面を描いた小説を読むことで、「人間ってそんないろんな性格があるんだよねって思える」という考え方を持つことが、前向きな生活につながると述べた。

最後に、茂木さんは「みんな、ポンコツだよ」とリスナーに向けて締めくくり、「周囲の困った人、面倒な人、嫌な人にどう対処するか」の解決策として、小説を通じて得られる視点の大切さを改めて強調した。

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