SF映画のような巨大「4人乗り4足歩行型ライド」の新型を公開、乗車体験してみた! V-Sido搭載、天神氏の外装デザインで超進化

新型「SR-02」。全長約3.4m、全幅約1.6m、全高約1.9m。4人乗り。遊戯施設用モビリティ(エンタメ)

●ロボット制御システムは横浜ガンダムと同じ「V-Sido」搭載
ロボット制御システムには横浜の「動く実物大ガンダム」(GFY)と同様の「V-Sido」(ブシドー)が採用されている。乗員が乗り降りしやすいように脚部を折り曲げた状態で待機し、歩行時には立ち上がり、脚を一歩ずつ上げて歩行する。取材当日は安全のためにすり足での歩行が披露された。

待機中の「SR-02」

折り畳んだ状態(座った状態)の脚部

イベント関係者の女性2人が「SR-02」に乗車体験した(一般来場者の体験は実施していない)。

前進だけでなく、後退、その場での360度転回もできる。また、体を振る動作「揺動」も可能だ(下の写真)。

足を折り曲げてしゃがんでいて、人を載せると歩き出す・・・そんな動きを動物に例えるとなんだかラクダのようだが、実物は本当にSF映画を観ているようで未来感に溢れている。
■SF映画みたいな全高2mの「4人乗り巨大4足歩行型ライド」新型SR-02を公開:
取材当日は安全のためにすり足での歩行が披露されたが、足を上げての通常歩行は下の動画を確認して欲しい。動画後半に「揺動」の動きも収録されている(動画提供:吉崎航氏)。
●「SR-01」と「SR-02」
三精テクノロジーズは、遊戯機械事業において世界トップレベルのシェアを誇るメーカーで、今回の「SR-02」の他に、クルマに変形できる搭乗型ロボット「SR-01」もある。東京と大阪で開催された前回のコミックコンベンション(コミコン 2022)では「SR-01」と「SR-02」の両方が展示された。

クルマとロボットに変形する「SR-01」。「SR-02」ともにロボット制御システムに「V-Sido」を採用。SR-01の関連記事「全長4mの人型変形ロボットが車にトランスフォーム!人が乗れる「J-deite RIDE」を公開、ド迫力変形映像を見よ!」

初代「SR-02」は、2022年の2月に初代が発表されて話題になった。関連記事「まるでSF映画!世界初の4人乗り巨大4足歩行型ライドのプロトタイプ発表、動画も公開 アスラテック「V-Sido」で制御 三精テクノロジーズ」
三精テクノロジーズの取締役常務執行役員 CTO 昇降機事業本部長の宮粼和也氏は「フレーム強化、ベルトやギヤ等のメカの改良、歩行ソフトウェアの調整等を行い、初代よりスムーズな歩行が可能になった」という。また「安全装置を装備した。ジャイロセンサーとV-Sidoによって姿勢を制御し、今では転倒しないレベルに開発は達しているが、安全性を更に追求して、大阪・関西万博の時期には一般の方にも乗車してもらうことを目標に開発している」とした。
●筆者も乗車体験
この日、筆者も乗車する機会を得たので早速体験させてもらった。せっかくなので、SR-02のシートから見た景色や、歩行時の揺れ具合なども動画でお届けしたい。
余談だが、ジャパンモビリティショー2023では、南棟に全長4mの「アーカックス」が、そして西棟ではこの「SR-02」が、搭乗型ロボットとして展示されている。いずれも横浜の実物大動くガンダムの開発にあたった2人が関連している。テクニカルディレクターを担当した石井氏がアーカックスのツバメインダストリのCTOを、システムディレクターを担当している吉崎航氏がV-Sidoの開発リーダーだ。
今後も、「SR-01」「SR-02」、更には「アーカックス」についても続報があれば、ロボスタ誌面でドンドンお伝えしていきたい。
