データ・アプリケーション(以下略、DAL)は、複数システムにまたがる会計、購買管理、生産管理、販売管理などのシステムのジョブ管理やデータ連携を単一のソフトウェアで統合管理を行うデータ連携基盤「ACMS Apex(エーシーエムエス エイペックス)」の最新バージョン「1.6_p10」を8月31日より販売開始した。

「ACMS Apex」(公式Webサイト)

新バージョンでは、障害や災害発生に対応し復旧作業を自動化するスイッチバック(切り戻し)コマンドを実装、復旧時の代替サーバから管理サーバへ切り替え作業を短縮することが可能になった。また、送受信プロトコルSFTPで公開鍵アルゴリズム「rsa-sha2-256」「rsa-sha2-512」に対応した他、「Microsoft Build of OpenJDK 11」やデータベース「PostgreSQL 14」「FUJITSU Software Enterprise Postgres 14」「EDB 14(Open source database supported by EDB のみ)」をサポートする。ほか、「OAuth 2.0認証」の機能改善やWeb運用画面で暗号化送受信プロトコルTLSの「TLS v1.3」のサポートなどセキュリティの強化やユーザビリティの改善も行われている。サービスは「アドバンストエディション」「エンタープライズエディション」「スタンダードエディション」の3つを用意。販売価格はサブスクリプションモデルで「スタンダードエディション」のスモールスタート用データ連携基盤が月額2.4万円からとなる。