ヤフーが運営するネットオークションサービス「ヤフオク!」で、全日本空輸(ANA)の国際線用ボーイング777-300ER型機で使用しているファーストクラスシートとウインドウフレームの入札が、きょう9月21日午前10時から始まった。

開始価格は機種にちなみ、それぞれ7,730円と773円だった。同日午後2時半時点では、1,101,100円と194,700円(いずれも税込み価格)で、すでに庶民には手が届かない価格に競り上がった。いずれも9月26日午後9時台に終了する。終了間際の入札による自動延長は行われない。

「国際線ファーストクラスモックアップシート」は、国際線ボーイング777-300ER型機の旧仕様機に搭載されている「ANA FIRST SQUARE」のモックアップ。実機に設置されていたものではないが機能面は全く同じで、テーブルを引き出したり、収納スペースを開けたりすることもできる。ただし、電気製品として販売するものではないため電動部分は使用できない。サイズは115センチ×242センチ×131センチ、重さ約400キロ。

「ボーイング777-300ERウインドウフレーム」は、2019年から運航されている国際線ボーイング777-300ER型機の新仕様機のファーストクラスとビジネスクラスに設置されている窓枠で、機体修理の際に取り外したもの。サイズは64.5センチ×37センチ×14センチ、重さ約3.2キロ。