スキンケアやメークの新次元を切り開く花王の新技術
0・0001ミリメートルの繊維を直接肌に吹き付け、皮膜を作る。上から化粧品製剤を塗ると、折り重なった繊維と繊維の間に同製剤がしっかりと保持される。長年の課題であった同製剤の持続性および均一性に飛躍的な進歩をもたらす。治療領域での応用も視野に入れて研究を進め、2019度には製品化したい考えだ。
極細繊維が製剤をしっかりと定着させるため、保持力が高い。化粧品製剤の色移りもなく、ファンデーションを皮膜の上から塗布しても服に色がつかない。また適宜、水蒸気を通す性質で、肌の閉塞(へいそく)感もない。
長谷部佳宏専務は「スキンケア・メークの次元を変える技術。治療にまで及ぶ皮膚改善につなげられれば」と話している。
