腰部負荷低減ロボ「ハル」が住宅部材製造拠点にやってきた!
同社がハルを導入する9工場は住宅・建築用部材の国内製造拠点だ。同部材の集積やピッキング、梁(はり)の加工作業で、部材を床から持ち上げる時などにハルは有効活用できるという。河村太郎執行役員生産部長は「各工場でハルの運用定着と評価方法を確立し、作業環境を改善したい」と強調する。
今後は施工現場でハルの利用も検討する。労働環境を一層改善するため、IoT(モノのインターネット)やロボットなど作業負荷を低減する新技術の導入も促進する考えだ。
ハルの作業現場における活用は、空港でも始まっている。東京空港交通(東京都中央区)が羽田空港リムジンバス乗降場の現場スタッフ用に導入。バス荷物の出し入れの作業負担軽減に役立てている。
建設や物流関連などを筆頭に多くの業界では、現場作業者の高齢化や人材不足などで深刻な問題を抱える。また建設業の疾病では腰痛が一番多く、約3割を占めるという。
(文・香西貴之)
