買収額は10兆円超え?ブロードコムがクアルコムに買収提案を検討
ブルームバーグは、ブロードコムがクアルコム買収の可能性についてアドバイザーらと話し合っていると報道。WSJは、ブロードコムが早ければ今週末にもクアルコムに買収を持ちかけるかもしれないとした。一方で、クアルコムは2016年10月にオランダのNXPセミコンダクターズの買収を表明し、NXP買収に向けて手続きを進めている。今回の巨額買収劇がクアルコムのNXP買収にどう影響するかは不明だ。
通信用半導体を主力とするブロードコムは、もともと米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らによって1991年創業。2016年に半導体業界としては当時過去最大の370億ドルでアバゴ・テクノロジーに買収され、買収後にアバゴがブロードコムに社名を変更している。
11月2日には、トランプ米大統領とブロードコムのホック・タンCEOがホワイトハウスで記者発表を行い、ブロードコム本社をシンガポールから米国に戻すことを明らかにしたばかり。ブロードコムの米国本部はカリフォルニア州サンノゼにあるが、登記上の本社移転により米国に200億ドル(約2兆2800億円)の収入が入ることになると会見で強調した。
