イタリアU-21代表チームをセリエBのリーグ戦に登録させよう――イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督と、「クラブ・イタリア」のデメトリオ・アルベルティーニ副会長が、イタリアサッカーを近年の危機から脱出させる助けとして、このように提案している。

アルベルティーニ副会長はイタリア『ANSA』通信のインタビューで、イタリアサッカー再建について、「このプロジェクトをしかるべきところへ持っていく。サッカー連盟会議にね」と語った。このアルベルティーニ副会長のアイディアには、下部組織のコーディネーターであるアッリーゴ・サッキ氏も同意しているという。このアイディアによれば、プリマヴェーラ(ユースチーム)の年齢制限(現在は21歳)を引き下げることも含まれているそうだ。

アルベルティーニ副会長に続き、プランデッリ監督は「イタリアサッカー連盟とともに示し合わせた発案だ。この数カ月、我々はこのためにたくさん働いてきた。とても興味深いプロジェクトだと思っている」とコメント。「誰の利益も損なうことのない解決策だと思う。このプロジェクトが可能になることを願おうじゃないか」と続けている。