YouTuberで作家、静岡の元教師であるすぎやま氏が自身のYouTubeチャンネルで「【激白】教員を辞めた本当の理由をお話しします」を公開した。動画では、13年間務めた中学校の教員を辞めた本当の理由と、自身の人生における大きな決断の背景について赤裸々に語っている。

動画の冒頭、すぎやま氏は自身が教員になった理由について言及。もともと音楽を仕事にしたかったが、プロになるハードルが高かったため、仕事中に音楽に触れることができる音楽の教員を志したと振り返る。教員を辞めた理由については、仕事が嫌になったり生徒と合わなかったりしたわけではなく、むしろ担任した生徒たちは「みんないい生徒たちだった」と強調した。

辞めることを考えた最初のきっかけは、新卒で赴任した、いわゆる荒れた学校での出来事だったと明かす。ある日、50代後半の学年主任の先生が体格の良い生徒と胸ぐらをつかみ合い、怒鳴り合いの喧嘩をしているのを目撃。その際、すぎやま氏は「これから30年間教員としてがんばって勤めて、その結果もしかしたら30年後の自分もこうなってるんじゃないか?」と強い衝撃を受けたという。自身は男っぽく怒鳴ることも苦手であり、50代後半になってまで怒鳴り合いはしたくないと痛感し、「絶対に無理!」と即座に見切りをつけたと語った。

その後、生活のために10年以上教員を続けたが、知人の誘いで手伝った市民ミュージカルが決定打となった。そこには本気で歌や舞台を目指す熱量の高い子どもたちがおり、学校の授業とは違う彼らの姿勢に「もっと自分の技術を教えたいな」と心を動かされたという。そして「よし!じゃあ歌を仕事にしてやっていこう」と決心し、ついに教員を辞める一歩を踏み出した。

すぎやま氏は、決断までに時間はかかったものの「一歩踏み出してよかったなと本当に思ってます」と現在の充実感を滲ませた。最後には、一歩を踏み出せずに悩む視聴者に向けて、自身の著書である『弱いままの君でバズる』を紹介し、前向きなメッセージを送って動画を締めくくった。

チャンネル情報

コロナで自己破産寸前のドン底におちいるがそこからバズって起死回生。現在は教育系インフルエンサー、SNSコンサルタント、教育評論家として活動している。