【米国発!Breaking News】アイス・バケツ・チャレンジで卑劣ないじめ。汚物を浴びせ、SNSに投稿。(オハイオ州)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の研究を支援する目的で始まり世界的に流行をみている「アイス・バケツ・チャレンジ」だが、重いバケツを誤って頭に落とすという手違いや、救急搬送される者も現れた。また、チャレンジによって死者まで出たために“活動の趣旨は斬新で良かったものの、行き過ぎている”との批判も続出している。
これが発覚したのは、少年の携帯電話に保存してあったそのショッキングな映像を母親のダイアンさんが見てしまったから。ダイアンさんは夫や長男と相談し、地元メディア『FOX 8 Cleveland』にそれを持ち込んで公開した。息子が悲惨な目に遭っている映像を世間の目にさらすのは非常に悔しいとしながらも、「アイス・バケツ・チャレンジが、こんな残酷な悪ふざけとなって現実に行われていることを皆さんにも知ってほしい」と涙ながらに語っている。
その時の様子をインスタグラムにも投稿していたいじめっ子たち。自閉症は自分がいじめ被害にあってもそれを親や教師に訴え出ることが殆どないとされ、事件が明るみに出ないことも多い。このことも踏まえ、少年の家族は刑事告訴に踏み切る構えを見せている。アイス・バケツ・チャレンジを行う一般人が急増しているが、こうした悪ふざけが横行すればこれに背を向ける人々も増え、近いうちに幕引きとなるであろう。それでは本末転倒、残念な話である。
※ 画像はfox8.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

