中国政府は10日までに、「スクールバス安全完全条例」を制定・施行した。基準を満たさないスクールバスを生産・販売した場合、定員以上を乗せて輸送した場合には、処罰の対象になる。他の車両が走行中に「スクールバスに進路を譲らなかった」場合にも罰金が科せられる。中国新聞社が報じた。

 廃車にすべき車両をスクールバスとして使用した場合には、車両を没収して強制廃車にすると同時に、運転していた者には2000−5000元(約2万5800−6万4500日本円)の罰金を科し運転免許を取り消す。車両の所有者には8万−10万元(約103万−129万日本円)の罰金を科し、不当に取得した利益を没収する。

 運送業者がスクールバス運行の許可を持っていなかった場合やスクールバスとしての使用許可を得ていない車両を使っていた場合、各種許可証を改竄(かいざん)・偽造していた場合などに対しても、それぞれ罰則を定めた。

 生徒の乗降時の安全確保についても、基準を定めた。定員順守については、特に強調した。他の車両の運転手が走行中に「スクールバスに進路を譲らなかった」場合には、200元(約2580日本円)の罰金を科す。(編集担当:如月隼人)