食堂でワンタン食べてて見失った息子、アメリカで発見―中国
19年前に駅前の食堂で見失った息子が、このたびアメリカ国内で発見されるという出来事があった。中国新聞網が伝えた。
1992年5月、江蘇省蘇州市に住む男性の李緒文さんは同省南京駅前の食堂でワンタンを食べていたところ、一緒だった5歳の息子を見失った。いくら搜しても見つからず、警察にも届け出たが、息子は戻ってこなかった。しかし、最近になって中国児童福祉・養育センターから手紙が届き、息子はアメリカの家庭に引き取られていることが判明した。
息子の李祥さんは今年24歳、優秀な大学院生になっており、家庭生活は健全かつ幸福に満ちているという。李緒文さん夫婦はこの知らせに大喜び、捜索に協力してくれた人に感謝の気持ちを示すとともに「1日も早く会いたい」との思いを明かした。
「中国に帰るか今の生活を続けるかは本人の意思に任せる」と語る李緒文さんだが、息子へ宛てた手紙では「昔は生活が苦しかったが、今は家も車もある。君がいなくならなかったら、円満な家庭そのものだっただろう」とつづり、息子への未練を募らせた。また、「家を売ってでも息子を支援して、実の親の責任を果たすつもりだ」と語り、「アメリカにいる息子を探すのは金もうけのため」という世間の憶測を否定した。
李祥さんが実の両親と会う意志があるかは分かっていない。また、失踪してアメリカに渡ることになった詳しい経緯も明らかになっていない。19年の時間を埋めるには相当な時間がかかりそうだ。(編集担当:柳川俊之)
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