13日にプロレスリング・ノア広島大会の試合中に事故で急逝したプロレスラー・三沢光晴さんのお別れ会が、4日、ノアの本拠地=ディファ有明で開催された。「DEPARTURE」と名付けられたファンによる献花式では、約2万5千人が参列し、三沢さんと最後の別れを行った。

この模様は、同日23時55分から、日本テレビ系列『SUPERうるぐす』でも放送され、同番組では、三沢さんの盟友でありライバルの小橋建太や、最後の対戦相手となった齋藤彰俊がインタビューに答えた。

2006年6月、腎臓癌に冒されながらも、三沢さんが導入した定期検診によって早期発見、リング復帰を実現させた小橋は、「健康診断があったからこうしてプロレスラーとしてリングに上がることができる」と感謝の気持ちを述べ、過去に繰り広げた三沢さんとの死闘を振り返っては、「(10年前の)三冠戦のときに親に電話したんです。俺が死んでも三沢さんを恨まないでくれって。そういう覚悟でリングに上がっているから、レスラーは。三沢さんがこういうことになって、じゃあ、そういう覚悟がなくなってしまうのかっていうと、より一層その覚悟を決めてリングに上がろうという気持ちが強くなった」と胸中を明かした。

また、齋藤は「色んなことがあると思うんですよね。引退というか、辞めることも考えましたし、もっと酷いことが頭をよぎることもありましたけども、自分自身の中で、皆の前に正々堂々と出ることが一番。いいことも悪いことも全て受け止めよう」と前を向いたが、「自分が最後の対戦者。最後に投げた男。これは紛れもない事実ですよね。私、齋藤が最後に投げて、皆さんに深い悲しみを与えた。言葉というのはどうなんですかね。自分なりに、三沢社長の気持ちは汲んでいるつもりではあるんですけど」と目に涙を浮かべて語った。