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 ◇バレーボール ネーションズリーグ男子準決勝 日本2―3米国(2026年8月1日 中国・寧波)

 バレーボールのネーションズリーグ準決勝が行われ、1次リーグ首位の日本はパリ五輪銅メダルで1次リーグ5位の米国に2―3で敗れ、連勝は13で止まった。エース・高橋藍(24=ルブリン)が徹底マークを受ける展開となり、石川祐希主将(30=ジラート)、西田有志(26=大阪B)が躍動したが、フルセットの激闘の末に敗れた。銀メダルだった24年以来2年ぶり3度目の表彰台を懸け、2日の3位決定戦でスロベニアと対戦する。

 日本の連勝が止まった。直近2連勝中ながら過去77勝138敗と大きく負け越していた強敵・米国にフルセットの末、屈した。24年以来2年ぶりのメダル獲得に向け、3位決定戦に回る。

 高橋が徹底マークを受ける厳しい展開だった。フルセットの末に勝ちきった1次リーグでの対決でチーム最多26得点を挙げた高橋のスパイクには必ず高い壁が2枚ついた。相手のブロックポイントを許し、長身2メートル10の大砲ヘインズの攻撃を止められず。第1セットを失い、暗雲が垂れ込めた。

 分岐点は五分に戻して迎えた第3セット。高橋が封じられても、まだ攻め手はある。西田がこの試合初のサービスエースをマーク。チームでヘインズの鋭いサーブを防ぎ、石川主将がブロックポイントを獲得。さらに、その石川がバックアタックも見せるなど米国を翻弄(ほんろう)した。的を絞らせない攻撃を見せたが、強力なサーブで崩す相手が一枚上手だった。

 今大会フルセットまでもつれた試合は6戦全勝だったが、その粘り強さは準決勝では通用しなかった。世界一の夢はついえたが、まだ戦いは残っている。石川は語ったことがある。「僕だけではなく、いろんな選手が新しい環境で、新しい立場で、新しい役割を持ちながらクラブで活躍している選手ばかり。成長しないはずがない」。3位決定戦の相手はスロベニア。2年ぶりの表彰台が、成長の証明となる。