球宴MVPの万波中正、試合中「失恋公表」でどよめき V奪回へ「恋を一時封印して野球に集中」日ハムOB期待
東京ドームで2026年7月28日に開催されたプロ野球球宴1戦目は全パが7−5で先勝。MVPに輝いたのが、3年連続ファン投票リーグ最多得票で選出された日本ハムの万波中正だった。決勝打を含む4安打2打点の大暴れで賞金300万円をゲット。23年第2戦(マツダ)に続く自身2度目のMVPを受賞した。
「勝ち越しタイムリーを打った瞬間から、『全員、凡退しろ』と」
お祭り男が本領を発揮した。「1番・右翼」で先発出場すると、初回に中前打。3回は右越え二塁打を放って先制点をお膳立てすると、同点の5回1死二塁で勝ち越しの適時二塁打。7回2死二塁の好機でも、ドリスの外角低めのスライダーにタイミングを崩されたか見えたが、左手一本で捉えた打球は右翼フェンス直撃の三塁打と快音を響かせた。本塁打が出ればサイクル安打だったが、ここでお役御免に。
お立ち台では「マジで最高です。今年、一番うれしいかもしれない。勝ち越しタイムリーを打った瞬間から、『全員、凡退しろ』と思っていました」とスタンドの笑いを誘うと、「改めて野球って最高だなと思いました。みんな愛してるぜ、メーン!」と絶叫した。
「26歳独身。最近失恋しました(笑)」
万波の打席でスタンドがどよめいたのは、特筆すべきパフォーマンスだけではない。打席に入った際に、球場のビジョンに表示された「オレのここをみろ!」という企画で、「26歳独身。最近失恋しました(笑)」とまさかの告白。プライベートで恋は実らなかったが、野球では目を見張る活躍を見せている。
長打力が魅力も確実性が課題の打率だったが、今年は7月が月間打率.380、5本塁打、16打点と絶好調。シーズントータルでも打率.272、19本塁打、47打点をマークしている。日本ハムOBは「逆転優勝するためには万波の活躍が不可欠です。残り3か月は恋を一時封印して野球に集中ですね」と期待を込めていた。
(中町顕吾)

