レアル・マドリードのヴィニシウス Photo/Getty Images

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アーセナルは、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールに照準を定めていると伝えられている。レアルとの契約延長交渉が進んでいないことに目をつけた形だが、ジョゼ・モウリーニョ新監督とヴィニシウス自身は残留を望んでいるとも伝えられており、状況はここ数日で明らかになるという。

そもそも、なぜアーセナルはヴィニシウスを欲しがっているのだろうか。ミケル・アルテタが最重要と考えているのは明らかに守備であり、アーセナルは堅固な守備を築き上げることで昨季プレミアリーグ優勝を果たした。前線からの連動したプレッシングはチームの特長であり、ヴィニシウスはこれを考えると不向きな人材であるように思える。

一方でアーセナルには課題があり、それは攻撃が右サイド偏重であることだ。『The Athletic』によると23-24シーズン以降、常に右サイドからの攻撃が4割以上を占めている。ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴーといった攻撃のタレントが右にポジショニングしていることが原因だが、明らかに左サイドは弱かった。

これを解決してくれるのがヴィニシウスということで、同メディアはヴィニシウスの左サイドでのラインブレイクと、予測不能なシュートという2つの要素に着目している。アーセナルは攻撃面においては昨季もフラストレーションを抱えるような場面がいくつもあったが、ヴィニシウスのような存在がいることで得点数が増えることは間違いない。

もちろん守備面での弱点を見過ごすべきではないが、攻撃面での長所がそうした欠点をはるかに凌駕すると同メディアは綴っている。アルテタ監督がこのあたりをどうマネジメントするのか、ヴィニシウス獲得が実現した折には大いに注目されることになりそうだ。