「やっとここまで」 能登で被災の和倉温泉旅館「能登 海舟」が営業再開 喜びの日に従業員は…
少しずつ復旧が進む石川県七尾市の和倉温泉。おととしの能登半島地震で被災し、休館が続いていた旅館が16日、新たに営業を再開しました。
■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「こちらですね。七尾湾と客室で入れる天然温泉がメインですね」
七尾湾に面する和倉温泉の旅館「白鷺の湯 能登 海舟」。
地震から約2年半、16日に営業再開の日を迎えました。
■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「やっと、ここまでたどり着いたという気持ちでいっぱい。このすばらしい和倉を、また絶対再開させてやるぞ、という気持ちが強かった」
しかし、開業から3年足らずで能登半島地震で被災し、建物はひび割れ、これまで休館を余儀なくされていました。
従業員は、地震後に県外に移るなどして10人ほどが減ったものの、営業再開を切っ掛けに戻った人もいるといいます。
宿の魅力は、なんといっても客室やロビーの前に広がる七尾湾の眺望。
その手前では、今も護岸の復旧工事が続いていました。
■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「この復興は、護岸工事からいろいろ始まっていて、護岸工事があるから他のお宿さんも前に進めますし」
能登の今を知ってほしい。
そんな思いから、新たな宿のロビーには、これまで歩んできた復興の写真も展示されています。
■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「長かったですね、正直。ここまで復興できた、だから安心して泊まりにこれますよ。そしてこの土地をもっと豊かに盛り上げていきたいと思います」
また一つ、かつての灯りが戻った和倉温泉。
組合に加盟する19軒のうち、これで11軒が営業を再開し、復興に向けて着実に歩みを進めています。
