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少しずつ復旧が進む石川県七尾市の和倉温泉。おととしの能登半島地震で被災し、休館が続いていた旅館が16日、新たに営業を再開しました。

■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「こちらですね。七尾湾と客室で入れる天然温泉がメインですね」

七尾湾に面する和倉温泉の旅館「白鷺の湯 能登 海舟」。

地震から約2年半、16日に営業再開の日を迎えました。

■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「やっと、ここまでたどり着いたという気持ちでいっぱい。このすばらしい和倉を、また絶対再開させてやるぞ、という気持ちが強かった」

2021年3月に開業した能登 海舟。

しかし、開業から3年足らずで能登半島地震で被災し、建物はひび割れ、これまで休館を余儀なくされていました。

従業員は、地震後に県外に移るなどして10人ほどが減ったものの、営業再開を切っ掛けに戻った人もいるといいます。

宿の魅力は、なんといっても客室やロビーの前に広がる七尾湾の眺望。

その手前では、今も護岸の復旧工事が続いていました。

■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「この復興は、護岸工事からいろいろ始まっていて、護岸工事があるから他のお宿さんも前に進めますし」

能登の今を知ってほしい。

そんな思いから、新たな宿のロビーには、これまで歩んできた復興の写真も展示されています。

■「白鷺の湯 能登 海舟」番頭・嶋西さん:
「長かったですね、正直。ここまで復興できた、だから安心して泊まりにこれますよ。そしてこの土地をもっと豊かに盛り上げていきたいと思います」

また一つ、かつての灯りが戻った和倉温泉。

組合に加盟する19軒のうち、これで11軒が営業を再開し、復興に向けて着実に歩みを進めています。