YouTubeチャンネル「バンドマンしか知らないセカイ」が、「【絶対NG】ライブが台無しになる「やってはいけないMC」の特徴」を公開した。動画では、元メジャーバンドマンである平井拓郎氏が、ライブにおけるMCの役割や盛り上がるテクニック、そして絶対にやってはいけないNG行動について解説している。

平井氏はまず、盛り上がるMCには大きく分けて「泣き」「笑い」「モチベート(鼓舞)」の3種類があると説明する。自身はこれらを状況に応じて使い分けており、MCの地肩を鍛えるために専門のお喋りコーチをつけて学んだ経験も明かした。

中でも「笑い」を取るためには、場所や天候など、フロアの観客とステージ上のバンドが「共通理解」を持っている話題を提供することが有効だと語る。また、誰でも再現可能な「滑らないMC」のテクニックとして、その日のイベントで最後に演奏するトリのバンドの曲について語る方法を推奨。一方で、観客が知らない内輪ネタは避けるべきだとし、お笑い芸人の小林賢太郎氏が提唱する「皆が知らない情報は取り除く」というメソッドの重要性を強調した。

さらに動画の終盤では、MCで絶対にやってはいけないこととして沈黙を恐れることを挙げる。沈黙に耐えられず「あのー」といった言葉を連発してしまうと、かえって不自然になると指摘。メラビアンの法則を引き合いに出し、コミュニケーションにおいては話の内容よりも、視覚や聴覚といった非言語コミュニケーションが9割以上を占めると解説した。

最後に平井氏は「間のないMCは間抜け」だと語り、「何を喋るか」ばかりを気にするのではなく、「どう見られているか」に意識を向けて堂々と間を取ることの重要性を説いた。観客への意識と非言語でのアプローチが、ライブの空気を左右する鍵となるようだ。

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